女優ハン・ソヒがおとぎ話から飛び出したような美貌を見せつけた。
韓国のファッション誌『Harper's BAZAAR Korea』は、ハン・ソヒとともにした4月号のカバーカットを公開した。
今回の撮影は「21世紀の女神」をテーマに、ブラックやニュートラルカラーのドレスをまとった優雅な姿が収められている。
衣装やアイテムはすべて、ハン・ソヒがアンバサダーを務めるブランド「DIOR」のものだ。
ルネサンス時代の名画を彷彿とさせるクラシックな雰囲気、抜群のプロポーションが際立つドレス姿、非現実的なビジュアル。ハン・ソヒはそれぞれ異なる魅力を持つ3種類の表紙を通じて、「21世紀の女神」としての存在感を存分に発揮した。
撮影後のインタビューでは、近況やハン・ソヒの内面についての話を聞くことができた。
「美しいものをたくさん見てきたと思うが、ハン・ソヒさんが考える“美しさ”とはどのようなものなのか?」との質問に、ハン・ソヒはこう答えた。
「どうだろうか。毎年変わるものではないだろうか。最近は、美しさに視覚的な形だけがあるわけではないことに気づいた。“心が美しくなければ”という言葉があるように、心構えが大切なのではないかと思う。最近は体力にも関心が向いている。“今日は疲れたから何もできない”ではなく、“何もできないからビタミンを飲んで休もう”と考えるようになった。撮影現場で疲れていると、周囲に影響を与えてしまう。私の疲れを周りに伝染させないようにすることも、今の私にとっての“美しさ”の基準だ」
さらに、公開を控えている映画『プロジェクトY』(仮題)についても言及。
「この映画を最初に選んだとき、“この年齢、このタイミングでなければ撮れない作品だ”と感じた。5年前でも、5年後でもない、今だからこその情熱と若さ、適度な成熟さを掛け合わせて撮影できる作品。二度と巡ってこない機会かもしれないと思ったほどだ。共演したチョン・ジョンソとは今ではとても親しい友人だが、作品を始めるときは二人のケミストリーをどう見せるべきか、たくさん考えた。でも、私たちは本当に相性が良くて、同世代の女優同士として最高のシナジーを見せられるという確信があった。それを作品で証明したいという思いも大きかった」と期待を高めた。
ハン・ソヒといえば、思い浮かぶイメージがたくさんある。
これから少し違った話をするときに、自分自身に問いかけたいテーマを聞くと「何度考えても、私はただすごく正直な人間だと思う。でも、正直さには責任も伴うべきだ。私の言葉に耳を傾けてくれるファン、友人、そして人々がいるからこそ、責任感のある正直さを身につけようと努力している」と女優としてだけでなく、人間としての成長も見せてくれた。
そんなハン・ソヒは、来る6月から初のワールドツアーファンミーティングを開催する予定だ。
◇ハン・ソヒ プロフィール
1993年11月18日生まれ。韓国・蔚山(ウルサン)出身。身長166cm。2016年にSHINeeの楽曲『Tell Me What To Do』のミュージックビデオの出演で芸能界入りし、2017年のドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で本格女優デビュー。ドラマ『夫婦の世界』でブレイクし、以降『わかっていても』『マイネーム:偽りと復讐』『京城クリーチャー』など数々の話題作に出演した。デビュー時から大手食品メーカーや化粧品メーカーなど、様々な企業のCMモデルを務めた。
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