女優デビューしたTWICE・ダヒョンが「初恋の思い出」を語った。
2月27日、ソウル鍾路区八判洞(チョンノグ・パルパンドン)のとあるカフェでは、映画『あの頃、君を追いかけた』で主演を務めたダヒョンのインタビューが行われた。
『あの頃、君を追いかけた』は、2011年に公開された同名の台湾映画の韓国リメイク版だ。日本でも2018年に山田裕貴、齋藤飛鳥主演によるリメイク版が公開されたことがある。
今回の韓国リメイク版ではダヒョンとB1A4出身のジニョンが主演を務め、優等生の女子生徒オ・ソナ(演者ダヒョン)と、彼女に告白するまで数多くの日を過ごした世間知らずの男子生徒ク・ジヌ(演者ジニョン)による“18歳の初恋ストーリー”が描かれる。
TWICEメンバー初の女優デビューとともに、今作で“初恋のアイコン”に変身したダヒョン。
インタビューでは報道陣から「実際の初恋は覚えていますか?」という質問が飛ぶと、「よく覚えていません。昨日も何を食べたのか思い出せないくらい生きているので。本当に思い出せません。本当です。私は嘘をつくことはできないので、覚えていません」と何度も強調して笑いを誘った。
また、「正確で詳細な記憶はないですが…初恋と言えば痛いかもしれないし、胸がキュンとなるしれないし、大切な記憶かもしれない。考えただけでも胸が高鳴ることもあると思いますが」とし、「私の中で初恋は、感情だけが思い出されるようです。感情は残っているけど、ディテールは覚えていない。(本当の)愛を、これから探してみようと思います」と付け加え、再び周囲を笑顔にした。
「ソナの感情線に共感できましたか?」という質問には、「ある方々は“なんで表現できないの?告白すれば付き合えるのに”ともどかしい思いをするかもしれません。でも、私はとても共感しました。ジヌとソナは友達じゃないですか。高校生の頃から友達でしたし、友情と愛が全部あったと思います。実際に見てみると、ジヌがソナにあからさまに心を表わしたことはありません」と振り返る。
それとともに、「ジヌはソナにブレスレットをプレゼントしただけで、好きだと積極的に表現する方ではないので、ソナの立場としてもあいまいだったと思います。ソナもジヌが好きだけど、“私たちは友達なのに。軽い気持ちで近付いた時に(関係性が)壊れてしまったら、これから見られないかもしれない”と思ったと思います。それが怖かったんだと思います」と、ソナの感情に共感していた。
『あの頃、君を追いかけた』は韓国で2月21日より上映中。
(記事提供=OSEN)
◇ダヒョン プロフィール
1998年5月28日生まれ。本名キム・ダヒョン。2015年にTWICEのメンバーとしてデビュー。色白で可愛いビジュアルの持ち主で、グループ内ではリードラッパーを担当している。バラエティ番組で存在感を発揮することが多く、親しみやすい魅力で多くのファンを魅了している。2025年2月21日に韓国で公開の映画『あの頃、君を追いかけた』で、TWICEメンバー初の女優デビューを果たした。
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