SNSでキムチを「泡菜(パオツァイ)」と表記した中国人K-POPアイドルに、「韓国広報専門家」を自称する大学教授が激怒している。
【画像】「国に帰れ」“韓国式の挨拶”をしなかった中国人アイドル
ボーイズグループTWS(トゥアス)の中国人メンバー、ハンジンは2月1日にファンコミュニケーションプラットフォームWeverseを更新。
ファンからの「ご飯食べた?」という質問に「キムチチゲを食べました」と韓国語で答えると、中国語でも同様の回答を綴った。そこで、キムチが「泡菜」と表記されていた。
これを受けて、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が5日に自身のSNSを通じて「K-POPグループTWSのメンバー内で、ハンジンがファンとのコミュニケーションアプリでキムチを“泡菜”と表記し、議論になっている」と書き出した長文を投稿した。
「よくご存じのように、韓国のキムチと中国の”泡菜”は厳然と異なる食べ物だ」と伝えたソ教授は、「中国はキムチの元祖が“泡菜”だとし、自分たちの文化であると強引に主張している」と強調。
「このような状況で、中国人メンバーのハンジンがキムチを“泡菜”と表記したのは本当に間違ったことだ。対外的な影響力が大きいスターなので、もう少し慎重にならなければならず、韓国人の文化的情緒を推し量ることができなければならなかった」とハンジンの投稿を指摘し、「現在、ハンジンのコメントは削除された状況だが、二度とこのようなことが起こらないことを願っている」と再発防止を訴えた。
それとともに、「以前から韓国と中国で活動する数人の芸能人も、映像やSNSでキムチを“泡菜”と表記し、議論になったことがある。これからは中国に口実を提供するこのようなことが発生しないよう、注意をもっと払わなければならない」と呼び掛けていた。
なお、ソ教授は1974年5月25日生まれの50歳。誠信女子大学で教授を務める傍ら、「韓国広報専門家」を自称して女優ソン・ヘギョや歌手ソン・ガイン、俳優キム・ナムギル、女優パク・ソルミ、MONSTA Xのショヌ、歌手カンナム、女優キム・ギュリなど著名人と協力し、自主的な独島(竹島の韓国呼称)や韓国文化の広報活動に邁進している。
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