自分の演技にゾッとした?元BIGBANG・T.O.P、『イカゲーム2』の撮影中は「気が狂ったように…」

2025年01月29日 話題 #BIGBANG

元BIGBANG・のT.O.P(チェ・スンヒョン)が『イカゲーム2』のタノスというキャラクターについてのビハインドストーリーを解いた。

【インタビュー】T.O.Pが語る『イカゲーム2』出演秘話

1月28日、Netflix KOREAのYouTubeチャンネルには「チェ・スンヒョンに直接聞くタノスの場面の隠れたディテール&撮影ビハインド」という映像が公開された。

T.O.Pは自身が演じたタノスというキャラクターについて「監督と一緒にたくさん相談して、これまで見たことのないキャラクターをデザインし、作ってみたいという考えがあった。昔の人みたいなジェスチャーもたくさんし、誇張されたジェスチャーで、人々が見た時に気分が良くなるというよりは、少し非好感的か、それともゾッとするような、そんな妙な感じを与えたかったようだ」と話した。

タノスは、ミョンギ(演者イム・シワン)が運営する投資系のYouTubeチャンネルを見て、暗号資産に全額投資したが、結局お金を失い、“イカゲーム”に参加した人物だ。

ミョンギを怒鳴りつけ、他人の苦しみを楽しんでいるような姿が名前の通り、悪役そのものだ。ラップを取り入れながら会話をし、威張り散らかしていたため、視聴者をゾワゾワさせた。

T.O.P
YouTubeチャンネル『Netflix KOREA』キャプチャー

T.O.Pは「タノスの台詞を見ると、年齢の割に昔の人のような言葉をよく言っていた。タノスというラッパーは、時間が過去で留まっている友達なんだ。2000年代に活動したが失敗している。これをどうすればもっとゾッとさせられるか、監督とたくさん相談した。最大化して表現しようとした」と明らかに。

自身のラップの演技を見て「本当にゾッとする」と評価したT.O.Pは「私は20年以上ラップをしたが、女性の前で直接やってみたことはなかったから、ほとんど気が狂ったように撮影した記憶がある。ラップがもっと長かったが、自由に相談してみようと言い、映像を撮って送り、過度なジェスチャーも見せた。簡単に真似できるように直観的なラップをしようとした」と付け加えている。

死のエンディングについても口を開いたT.O.P。「タノスは悪いことを日常的にしているから、死ぬのが当然だと思った。誰も予想できないタイミングでインパクトのあるように殺してくれて気に入っている。海外の視聴者たちは驚いていたよ。嬉しく思う。グローバルな愛を予想してデザインしたわけではないが、面白いミーム画像や合成画像を見て胸がいっぱいで感謝している」と微笑んだ。

なお『イカゲーム2』のファン・ドンヒョク監督は先立って、T.O.Pに対して「色々な過程を経てチェ・スンヒョンさんと共にすることになったが、初めて序盤の場面を撮る時は緊張もたくさんしていた。大衆とカメラの前に出たのがあんまりに久しぶりだったから。キャラクター自体も、一人で浮いているキャラクターだから『これで合っているのか』という考えと二つともした。スンヒョンさんが私にたくさん頼るしかなかったから、私が決定を下さなければならなかった」と伝えていたことがある。

なお『イカゲーム』シーズン2はNetflixにて視聴可能で、シーズン3は2025年6月に公開予定だ。

◇T.O.P プロフィール

1987年11月4日生まれ、本名チェ・スンヒョン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューした。最年長メンバーであり、グループ内ではリードラッパーを務めた。2017年に義務警察として兵役をスタートさせたが、服務中に過去の大麻使用事実が明らかになり、社会服務要員に転換。2019年7月の除隊当時は秘密裏にファンミーティングを開催し、その場に駆け付けたファン一人ひとりと握手を交わすなど、ファンに対する並みならぬ愛情を見せた。2022年2月、YGエンターテインメントとの専属契約を解除。2023年5月31日、自身のインスタグラムを通じてBIGBANGを脱退したことを明言した。

(記事提供=OSEN)

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