韓国版『花より男子』でお馴染みの女優ク・ヘソンが、国立大学KAIST(韓国科学技術院)への“裏口入学”疑惑に直接釈明した。
ク・ヘソンは昨年6月、39歳という年齢で2024学年度秋学期のKAIST科学ジャーナリズム大学院プログラム修士分野に合格。現在、在学中だ。
昨年、とあるバラエティ番組で「今年卒業した。卒業したのは成均館大学で、KAISTの大学院に入学することになった。修士号を取得し、博士号も取得する予定だ」と明らかにした。
勉強が好きかと問われたク・ヘソンは「幼い頃は嫌いだったが、今は勉強が楽しい。宿題をするのが面白かった」と答えていた。しかし、レベルが高く入学が難しいというKAISTに、お金を払って“裏口入学”したのではないかというデマが流れた。
1月15日に放送されたトーク番組『ラジオスター』(原題、MBC)でも同じ質問を受けたク・ヘソン。
MCのキム・グラが「悪い噂が飛び交っている。『お金を渡して入学した』といった裏口入学についての話がある」と言うと、「あ、お金を渡して入学したって?」と聞き返し、「国立の大学なので学生全員が奨学生だ。お金を払うこともできるが、奨学金をもらっている状況」と明らかにした。
キム・グラは「勉強を十数年もしているから、作品をしなくなって久しいのではないか。お金はどうしているんだ。昔は士人たちが一番貧しかった。勉強ばかりしているから。昔で例えるなら士人じゃないか」と尋ね、ク・ヘソンは「幼い時に貯金していたもので勉強をしている」と回答。
「学生の時は一番前の列に座り、質問も私が一番多くしたが、今は私のような人々だけが集まっている。前列がぎっしり埋まっていて、質問のせいで授業が進まないほど。だから順番を待ったりする。公務員の方がいるが、学生たちが作るPPTではない。専門家が作ったものだ。その方とグループ課題をする。でも全員が専門家だ」と同級生たちに驚く様子を見せた。
なお、ク・ヘソンは『花より男子-Boys Over Flowers』でヒロインのクム・ジャンディ(牧野つくし)役を熱演し、俳優のイ・ミンホ(ク・ジュンピョ役:道明寺司)とともに大きな人気を得た。
その後、2015年の『ディア・ブラッド~私の守護天使』で共演した年下俳優アン・ジェヒョン(37)と、翌年にゴールイン。だが2019年からの長い暴露戦の末、2020年に離婚している。
(記事提供=OSEN)
◇ク・ヘソン プロフィール
1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。
前へ
次へ