K-POPボーイズグループBTLの元メンバー、エレン(オ・ジミン)が若くして結婚することになったエピソードを語った。
韓国で1月9日に放送されたMBNの密着ドキュメンタリー番組『スクープ世界』には、かつてアイドルとして活動し、現在は塗装技術者として働くオ・ジミンが出演した。
オ・ジミンは1994年5月17日生まれの30歳。かつては2014年にデビューした9人組ボーイズグループBTLのメンバーとして、「エレン」の芸名で活動した。ただ、グループが2016年に解散した後、現在は塗装技術者として工事現場などで働いている。
「元々は大学の演劇映画科に通ってたところに、BTLというグループに出会うことになった。グループのデビューまで期間が残されていなかったから挑戦してみろと言われ、オーディションを通過し、デビューすることになった」というオ・ジミン。「アイドルになれば、俳優になる道がもっと早くなるのではないか。2014年5月にデビューしたので、それから約2年間は活動した」と、アイドルとしてデビューしたきっかけを振り返った。
続けて、「本当はしっかりしなければならなかったが、当時の自分はぼんやりとしか考えていなかった。上手くいくとばかり思っていたアイドル活動もそうはならず、自分が続けても良いのか、決まっていない前途を歩く恐怖のようなものがそのときはあったと思う。とにかく、自分が俳優としてまともに活動していくには、軍隊を解決しなければならなかった。俳優として活動するために勉強しなければならないのであれば、勉強する時間になるだろうし、それで選択したのが“早く軍隊を解決しよう”ということだった。だから、すぐに軍隊に行った」と打ち明けた。
そんなオ・ジミンは5年前に結婚し、現在は2人の息子を育てている。
彼は「軍隊にいるとき、誕生日に休暇に出て友人とお酒を飲んでいた際、道端で妻を初めて見かけて、とても綺麗だと思った。それが始まりだったと思う。軍人の身分なので、ただ世の中にいる多くの綺麗な方々の一人だと思っていたが、二次会で行った居酒屋にも妻がいた。そこで“これは運命だ”と思い、アプローチした」と、妻との馴れ初めを語った。
一方の妻は、「初めて会ったお酒の場で、“自分は何をしていると思う?”と聞いてきた。見た目がそうだから、悪い人だと思った。女性をゆすりとって生活している人だと思っていたが、知ってみると芸能人だった。ただ、私は当時、“面白い”と感じた」とオ・ジミンの初対面を回想した。
2人は初めて出会った後、手紙を通じて恋愛を始めた。ところがその5カ月後、オ・ジミンの除隊を2カ月後に控えて彼女の妊娠が伝えられた。
オ・ジミンは当時を振り返り、「“自分の夢を広げるのは終わった”…こうやって、とても悪く思った。心が一日に数十回も変化した。何はともあれ生命ができたのだから、責任を負わなければならない。ただ、また1時間後に考えると、自分が持っているものが何もないのに、どうやって子どもを育てるのかと思った」と明かした。
また、「その当時は“中絶して”と極端に言わず、“責任を負うことができるときに(子どもを)持とう”と言った。結果的に同じ言葉ではあるが、このように話した。ただ、(妻が)“オッパ(兄さん)の足を引っ張ってるみたいだけど、本当に大丈夫。私が育てるから、オッパに責任を負えとは言わないから。オッパはオッパの道を行って。私が育てる”と話した。それで正気を取り戻した」と伝えた。
そうして、オ・ジミンは25歳、妻は21歳で親になった。妻は「オッパがおむつを替えて、夜明けに授乳をして赤ちゃんを寝かせた。第一子の育児はほとんど夫がやった。私ができるにもかかわらず、情婦だと。オッパが自分のことを考えるときではなく、子どもを考えるときだと。私がここで気を引き締めなければ、すべて滅びるという考えだった。夫のメンタルも管理しなければならないし、子どもの面倒も見なければならないし、自分のメンタルも管理しなければならないし。私がここで大変だと夫と同じようにしてしまったら、私たちは本当に一緒に暮らせないのではないかという考えで、夫が熱を出したときは1~2万ウォン程度で暮らした」と、当時を振り返っていた。
(記事提供=OSEN)
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