「タバコ吸おうと灰皿漁った」一世風靡した韓国のお笑い芸人、“衝撃”の転落「100円も足りず…」

2022年03月01日 話題

かつて一世を風靡した韓国のお笑い芸人、クォン・ソンホの衝撃的な近況が伝えられて話題だ。

【写真】常習ギャンブルに墜ちた韓国女性アイドル

YouTubeチャンネル『近況オリンピック』は2月28日、「TVから完全に消えた“ウッチャッサ”ギャグマン…衝撃的な近況」というタイトルの動画を公開した。

クォン・ソンホは1977年3月生まれの44歳で、去る2003年に韓国SBSの公開採用第7期お笑い芸人として芸能界デビュー。当時はSBSのお笑い番組『笑いを求める人たち』(原題)のコーナーに度々登場し、数々の流行語を生み出すなど絶大な人気を博した。

「一番忙しかった月は一日で出演料含めて5000万ウォン(日本円=約500万円)は稼いでいたと思う」と振り返るクォン・ソンホ。「デビューから19年が経ったが、これまで100コーナー近くに出演してきた。1年間で休みは4日しかなかった」と、当時の多忙ぶりを語る。

(写真=『近況オリンピック』)クォン・ソンホ

「一瞬にして夢と希望が…」

そんな人気絶頂期から一転、2017年に『笑いを求める人たち』が終了となった後、クォン・ソンホは路頭に迷うことになった。

「バカみたいに信じていた。簡単にはなくならないと思っていたが、たった一日でなくなり、文字通り“生ける屍”になった。還暦を過ぎても番組をやりたかった。一生ギャグをして生きていきたいと思っていたが、一瞬にして夢と希望が消えた」

新たな仕事を得るための努力もしたが、それが報われることもなかった。

「小劇場に公演しに行ったが、コロナのためにそれすらも消え去った。コンビニのアルバイトをしようとしても、自分を知った社長の妻から“負担になる”と言われて採用を断られたこともあった。カフェのアルバイトをしようととしても同じだった。そうやって働けずに何年も寝込んでいた。うつ病もひどかったから、友達から定期的に生死を確認する電話が来た」

「資本金があれば事業を始めることもできたが、1000ウォン(約100円)すら足りないときもあった。タバコ1箱も買えず、灰皿を漁ったこともあったよ。ほとんど吸われていないタバコがないかって。あったらそれを吸ったりもした。正直、あのときは悪いことをたくさん考えた」

一時はインターネットBJ(配信者)に挑戦した時期もあったが、辛辣な誹謗中傷のコメントも書き込まれた。「あの日ほど泣いたことはなかった。精神科に通ったらお医者さんから”じゃあソンホさんも悪口を言いましょう”と言われたので、自分も悪口を言った。その言葉がありがたかった」とクォン・ソンホは言う。

そんなクォン・ソンホは、今も再起のチャンスを探し続けているという。

「本当に恥ずかしい話だが、この2年間は両親から小遣いをもらって暮らしてきた。両親も裕福な方ではないのに、40歳を超えた息子に小遣いを渡し続けている。“自分たちが息子を間違って育てた”と言われた時には涙が出るだろう。親孝行をしなければならないのに途方に暮れている」と語るクォン・ソンホは、最後に「自分にはまだ使いどころがあります。これを観ている監督の方々、よろしくお願いします」と“アピール”も欠かさなかった。

K-POP女性アイドルが「抜け出せなかった」ギャンブル沼

イ・ビョンホンは返済王?巨額の借金を返した芸能人ランキング

「ママ、ごめん…」残ったのは借金だけ、生活できず兵役についた韓国歌手

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集