Netflixが大ヒットシリーズ『イカゲーム』シーズン2の配信に先立ち、イングランドのサッカークラブ「トッテナム・ホットスパー」とパートナーシップを締結した。
トッテナムは12月17日(日本時間)、クラブ公式ホームページで「Netflixとパートナーシップを結び、『イカゲーム』シーズン2の配信をサポートすることになった」と発表した。
『イカゲーム』シーズン2は、2021年9月に配信され世界的ヒットを記録した『イカゲーム』の新シリーズで、来る12月26日より配信開始予定となっている。
『イカゲーム』は、456億ウォンの賞金がかかった命がけのサバイバルゲームに参加した人々が、極限のデスゲームを繰り広げる作品だ。
2021年、アメリカメディア『CNN』は「『イカゲーム』は計94カ国でNetflix“今日のTOP10”1位に上がり、アメリカではNetflixが公開した非英語圏のシリーズ作品で初めて“今日のTOP10”1位に上がった」と報じた。同メディアが「『イカゲーム』は大衆文化現象になった」と伝えるほど、作品は大人気を記録した。
サッカー界でも『イカゲーム』人気は熱かった。アトレティコ・マドリードなど多くの欧州クラブは同作からインスピレーションを受けたのか、『イカゲーム』をパロディしたかのようなトレーニング動画を公開。イタリア代表とユヴェントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロは、自身のSNSを通じてダルゴナと爪楊枝を持った写真を公開して注目を集めた。
そんな『イカゲーム』のシーズン2公開に先立ち、Netflixとパートナーシップを結んだトッテナムは、さまざまなイベントを開催して作品を盛り上げる。
トッテナムは「クラブはNetflixと連携し、トッテナムのプレミアリーグでのリバプール戦(12月23日)とウォルヴァーハンプトン戦(12月30日)で多様なファン参加型イベントを行う予定だ」とし、「象徴的なピンク色のフードジャンパーを着た警備員がスタジアムを歩き回り、ファンと写真撮影の機会を提供し、シーズン1の“ムクゲの花が咲きました(だるまさんがころんだ)”ゲームに登場したヨンヒ人形の大型バルーンが、スタジアム外部に展示される」と伝えた。
続けて、「トッテナムは公式チャンネルを通じて『イカゲーム』をテーマとした独占コンテンツを公開する予定であり、男女の選手たちが『イカゲーム』からインスピレーションを得たチャレンジに参加する」と宣伝した。
Netflixとのパートナーシップ締結に際し、トッテナムの最高収益責任者(CRO)を務めるライアン・ノリス氏は、「『イカゲーム』シーズン2は今年末に最も話題になるシリーズの一つであり、Netflixとのパートナーシップはクラブを大衆文化の中心に位置づけるだろう。これはファンに試合観戦の経験に特別さをもたらし、デジタルチャンネルを通じて新鮮で魅力的なコンテンツを提供するもう一つの興味深い方法となる」とコメントしている。
なお、トッテナムの男子チームでは韓国代表FWソン・フンミン(32)がキャプテンを務めている。
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