NewJeans、YOASOBI韓国公演にゲスト出演も「グループ名」名乗らず…トーク中も一度も言及なし

2024年12月09日 話題 #NewJeans

事務所との専属契約解除を宣言したガールズグループNewJeansが、ゲスト出演したYOASOBIの韓国公演でグループ名を省略した。

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YOASOBIは12月7日と8日の2日間にかけて、仁川(インチョン)のインスパイアアリーナで「YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 “超現実 cho-genjitsu” IN SEOUL」を開催した。NewJeansは公演初日目の7日にゲストとして出演した。

同日、『How Sweet』を歌いながらステージに登場したNewJeansのメンバーは「みんなで挨拶しましょうか?アンニョンハセヨ(こんにちは)!」と笑顔で挨拶した。

これまでは「アンニョンハセヨ」の後に「NewJeansです」とグループ名を名乗っていたが、最初の挨拶はもちろん、一人ひとりが自己紹介をする際もグループ名を省略していた。

また、メンバーたちはYOASOBIとのトークタイムでも、最後まで一度もグループ名について言及しなかった。

このため、ネット上ではNewJeansの“グループ名省略”が、所属事務所ADORとの対立によって始まった行動だと見られている。

NewJeans去る11月28日に開いた緊急記者会見で、「私たち5人は29日0時をもって専属契約を解約する」とし、ADORとの決別を宣言した。

ただ、「NewJeans」というグループ名の商標権は現在もADORが保有しているため、NewJeansは当面、グループ名を名乗らないものとみられる。

NewJeans
(写真提供=OSEN)NewJeans

なお、NewJeansとADORは契約解除の可否をめぐって法廷で攻防を繰り広げる予定だ。

ADORは12月5日、ソウル中央地裁に同月3日付でNewJeansとの専属契約が有効に存続している点を確認する訴訟を提起したことを発表。

訴訟の理由について、「所属アーティストとの問題が法的判断を通じて解決されることを望まなかったが、会社とアーティスト間の専属契約が一方の主張だけで軽く解除されるものではないという点を、アーティストはもちろん、さまざまな利害当事者に確認する必要があると判断し、避けられない決定を下した」と説明した。

この訴訟提起に対し、NewJeansは6日に声明を通じて遺憾を表明。

「所属アーティストを保護する義務さえしっかりと履行できず、数回にわたって契約事項を違反したADORとHYBEに対する信頼はすでに崩れた。専属契約書に明示されているように、ADOR、HYBEとともに働かなければならない理由はもう存在しない。専属契約には、ADORが契約上の義務を履行しない場合、私たちが契約を解除できるという条項が明確に記載されている」と反論している。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

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