『イカゲーム2』から元BIGBANGのT.O.Pが消えた?麻薬事件の影響拭えず、根強い拒否感

2024年12月03日 話題 #イカゲーム

配信開始まで1カ月を切った『イカゲーム』シーズン2。新ポスターも公開され、いよいよというなか、麻薬事件で物議を醸した元BIGBANGのT.O.Pこと、チェ・スンヒョンが“除外”されたと注目を集めている。

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12月26日よりNetflixで独占配信となる『イカゲーム』シーズン2は、復讐を誓って再びゲームに身を投じるギフン(演者イ・ジョンジェ)と彼を迎えるフロントマン(演者イ・ビョンホン)の熾烈な対決、そして新たな参加者によるゲームが描かれる。シーズン1以来、約3年ぶりとなる新作だ。

『イカゲーム』シーズン2
(画像提供=Netflix)『イカゲーム』シーズン2ティザーポスター

ただ、チェ・スンヒョンの出演に一部視聴者は拒否感を示している。彼は2016年、大麻を吸入した疑惑で懲役10カ月、執行猶予2年を宣告され、一度表舞台から姿を消した。芸能界から引退するというニュアンスの発言もあり、BIGBANGから脱退して以降は、芸能界からさらに遠ざかった。

また、いくつかの映像作品には出演しているものの、彼は俳優が本職ではない。そのため、キャスティングに疑問符がつくのも当然だといえる。

『イカゲーム』シーズン2、チェ・スンヒョン
(画像=Netflix)『イカゲーム』シーズン2でのチェ・スンヒョン

本作を手がけたファン・ドンヒョク監督は「議論になるとは思わなかった。キャスティングする時もそうだった。個人的に私の判断が正しいかは分からないが、すでにその事件は昔のことで、宣告が下され、執行猶予期間も終わっている。これまでも社会的物議を醸した芸能人はいたが、大麻関連では復帰した方々もいる。多くの方々がそのような前歴があった。その頃、時が経てば“こんなことを始めても良いのでは?”とキャスティングした」と経緯を説明。監督としては、別に大麻事件を起こしたのは彼だけではないし、司法による判断も受けたから大丈夫ということらしい。

実際に“消えた”?

とは言え、このような説明がされても、依然としてチェ・スンヒョンへの否定的な視線は消えていない。結局、9日に予定されている製作発表会には参加しない予定だ。

そのタイミングで公開されたのが、冒頭で言及したポスターだ。2次メインポスターには主演のイ・ジョンジェのほか、イム・シワン、カン・ハヌル、イ・ジヌク、パク・ソンフン、ヤン・ドングン、カン・エシム、チョ・ユリなど、シーズン2から合流する新キャラが並んでいる。だが、同じく新メンバーのチェ・スンヒョンは見当たらなかった。

『イカゲーム』シーズン2
(画像提供=Netflix)新ポスター。チェ・スンヒョンの姿はない

ネット上では、チェ・スンヒョンに対する否定的な声が作品自体に影響を及ぼすため、あえて排除したのではないかという推測も出ている。また、チェ・スンヒョンの姿が本編からゴッソリ省かれたとの声もある。

向かい風が強まる一方だが、制作陣はどのような判断を下したのか。26日配信開始の本編に注目だ。

(記事提供=OSEN)

◇T.O.P プロフィール

1987年11月4日生まれ、本名チェ・スンヒョン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューした。最年長メンバーであり、グループ内ではリードラッパーを務めた。2017年に義務警察として兵役をスタートさせたが、服務中に過去の大麻使用事実が明らかになり、社会服務要員に転換。2019年7月の除隊当時は秘密裏にファンミーティングを開催し、その場に駆け付けたファン一人ひとりと握手を交わすなど、ファンに対する並みならぬ愛情を見せた。2022年2月、YGエンターテインメントとの専属契約を解除した。

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