日本の“レジェンドアイドル”こと近藤真彦が、人生初出演の韓国テレビ番組でスタジオを大いに盛り上げた。
【写真】近藤真彦、韓国テレビ番組に「一度は出演したかった」理由
11月11日、韓国のケーブルテレビ局「MBN」で放送された音楽番組『韓日トップテンショー』第25回には近藤真彦が出演。同日の放送は1分辺りの最高視聴率3.8%、全国視聴率3.2%(ニールセンコリア基準)を記録し、総合編成チャンネル及びケーブルチャンネルを含めた同時間帯の視聴率で1位に輝いた。
この日、デビュー45年目にして初めて韓国のテレビ番組に出演した近藤真彦は、番組内の対決の勝者を判定する審査委員としてスタジオを盛り上げた。
まず、近藤真彦は冒頭にチョン・ユジン、キム・ダヒョン、マイジン、ビョルサランとともに自身の大ヒット曲『ギンギラギンにさりげなく』を歌い上げ、思わずうっとりしてしまうような圧巻のステージを見せつけた。「韓国の音楽番組は初めてなので、とても緊張する」という近藤真彦は、来韓したもう一つの目的を「タッカンマリを食べること」と告白し、共演者の笑いを誘った。
番組でははじめに、日韓の名曲で構成された「近藤大賞対決」で実力派歌手たちが熱唱を繰り広げた。なかでも、日本人同士でデュエットを組んだMAKOTOと住田愛子は「日本人なら誰でも知っている」として近藤真彦の『ミッドナイト・シャッフル』をチョイス。パワフルな歌唱力を見せつけ、近藤真彦本人からスタンディングオベーションを受けた。
「80年代パフォーマンス対決」では、日本チームから住田愛子、韓国チームからチョン・ユジンとキム・ダヒョンが登場。ヘアバンドから衣装、パーマの髪型まで“近藤真彦のスタイル”を再現したチョン・ユジンとキム・ダヒョンは、近藤真彦が1982年にリリースしたヒット曲『ハイティーン・ブギ』を歌い上げ、スタジオを1980年代に戻したかのような熱狂的な雰囲気を作り上げた。
これに近藤真彦は「昔の歌である『ハイティーン・ブギ』を、韓国の大きな音楽番組で韓国の若い歌手たちが歌ってくれるなんて夢のようで、泣きそうになった」として感謝の気持ちを伝え、チョン・ユジンとキム・ダヒョンに勝利を伝えた。
ローラースケート場の人気曲で対決する「ローラースケート場対決」では、ソン・テジン&福田未来とマイジン&ビョルサラン&かのうみゆが激突。母親が近藤真彦の大ファンだというかのうみゆは、母親が持っていた近藤真彦のCDを取り出し、撮影途中ながら近藤真彦のもとに駆けつけ、母親のためにサインをもらった。
また、近藤真彦の若い頃のアルバム写真がマイジンと似ているという話に、近藤真彦が「自分も会ったとき、そう思った」と言うと、マイジンも納得した姿を見せ周囲の笑いを誘っていた。
途中では『ケジメなさい』のソロステージも披露し、圧倒的な歌唱力で出演者をも魅了した近藤真彦。最後に「もっと韓国語を勉強してきていれば、もっと楽しむことができたのではないか」と名残惜しそうにしつつも、「これが終わったらタッカンマリを食べに行く」と伝え、再びスタジオに爆笑を起こしていた。
放送終了後、視聴者からは「1980年代に韓国と日本で風靡したレジェンドは違う!歌もユーモアも雰囲気も歴代トップクラスだった!」「マッチはやっぱりマッチ!あなたを韓国のテレビ番組で観られるとは。2時間ずっと嬉しかった!!」「お母さんとお父さんが“昔のことを思い出す”と言いながら楽しんでいて、私も楽しい」「月曜日からストレスがすべて解消された」など、絶賛の反応が相次いでいた。
なお、同日の放送で披露された近藤真彦ら各アーティストのステージは、YouTubeチャンネル「MBN MUSIC」で視聴することができる。
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