歌手兼女優ペ・スジの美談が人々の心を温めている。
11月12日、ぺ・スジが最近、秘密裏に個人的な寄付を行ったことが判明した。
彼女の善行は、ある患者の母親が残したコメントで公になった。去る11月9日、ぺ・スジのSNSに自身を「患者(名前)の母」と名乗った女性A氏のコメントが投稿された。
A氏は「子供の治療費の支払いを手助けしてくださり、無事に治療を受けることができています。本当にありがとうございます。この恩を一生忘れず、常にスジさんに感謝しながら生きていきます」と伝えた。
また、彼女はペ・スジと下の名前が同じもう1人の子供にも触れ、「双子もスジさんのように愛に溢れた人に育てていきます。いつも健康で幸せでいてください」というメッセージを残した。
これに関連して、所属事務所マネジメントSOOPの関係者は、「ぺ・スジは(寄付の事実を)我々に知らせていない。個人的にしたこと」とし、「我々もコメントを見て善行を知った」と説明した。
ぺ・スジは1億ウォン(約1000万円)以上の高額寄付者グループ「オーナー・ソサエティ」の会員としてよく知られている。2012年から寄付を続け、2022年11月に累計寄付額が5億ウォン(約5000万円)を超えていることが分かり、話題になった。
2023年、ぺ・スジは希望ブリッジ全国災害救護協会を通じて、水害の被災者緊急救護活動のために1億ウォンを寄付したのに加え、トルコ・シリア地震で被災した子供の緊急救護に参加し1億ウォンを寄付した。ほかにも、2021年には未熟児の心臓手術の費用を援助した事実が後になって知られ、注目を集めた。
さらに、ぺ・スジは2016年から毎年民間団体の生命分かち合い実践本部を通じて、難病、小児癌、白血病などの患者のための治療費を補助していることがわかった。
また、独居老人など、社会的弱者のためにも寄付を続けており、2023年に生命分かち合い実践本部は彼女の寄付金で貧困層の食料品支援も行った。
今回の善行もやはりペ・スジが習慣のように続けてきた寄付の一部だった。所属事務所の関係者は、「今回が特別なわけではなく、今も寄付を継続的に行っている」とし、「患者を助けることに関心があるので、その一環だと思う。まだ我々も知らないことが多いだろう」と伝えた。
なお、ぺ・スジはキム・ウンスク作家の新ドラマ『すべてが叶うだろう』(原題)の撮影を終え、同名の小説を原作とする映画『失恋した人たちのための7時の朝食会』(原題)の出演を確定させた。
◇ペ・スジ プロフィール
1994年10月10日生まれ。2010年デビューのガールズグループmissAのメンバーとして、K-POP界の最前線を駆け抜けた。女優としての活躍も目覚ましく、2012年公開の韓国映画『建築学概論』では“国民の初恋”と称されるほどの人気を得た。現在は韓国を代表する女優として、多彩な作品に挑戦し続けている。
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