ディズニープラスで配信中のドラマ『ジョンニョン:スター誕生』(以下、『ジョンニョン』)を韓国バラエティ番組が性的に“パロディ”し、議論を呼んでいる。
【画像】NewJeans・ハニを“パロディ化”でバカにした?
10月26日に公開されたCoupang Playのバラエティ番組『SNLコリア シーズン6』(以下、『SNLコリア』)では、『ジョンニョン』をパロディしたコーナーが放送された。
『SNLコリア』では、『ジョンニョン』の序盤にジョンニョン(演者キム・テリ)が女性劇団「メラン国劇団」のオーディションを受ける場面がパロディされた。問題になったシーンは、コメディアンのアン・ヨンミがパロディした場面だった。
アン・ヨンミは「春香伝」でオーディションに乗り出し、自身を「ユニョニ」と紹介して胸を浮き彫りにする動作を取った。それとともに「はるかに破格的な春香を見せる」とし、「愛の歌」の小節の中で「こっちに来い、背負って遊ぼう」という歌詞を「こっちに来い、脱いでやろう」と変えて歌った。
また、該当場面を演技しながら性的行為を連想させる身振りを見せるかと思えば、性的なパロディを続けた。出演者のチョン・イランはアン・ヨンミの演技について、「見るだけで妊娠しそうだ。出産政策に役立ちそうだ」と述べた。
放送後には、『SNLコリア』の『ジョンニョン』パロディに非難の声が集まった。過度な性的パロディで、原作ウェブトゥーンとドラマを毀損したと指摘した。また、性的行為を連想する歌詞と身振りはセクハラではないかとし、風刺ではなく意味のない性的パロディだという意見が寄せられた。
一部のネットユーザーは、「何の意味もない風刺で見るのが不快だ」「一線を超えない行動ができない」「原作の中のキャラクターが未成年者なのに見るのが不愉快だ」「意図なしに性的戯画化だけに焦点を合わせた最悪のパロディだ」とし、不快だという反応を見せている。
『SNLコリア』は先立って、国政監査に出席したNewJeansのハニをパロディし、バカにしたという指摘を受け、さらにノーベル文学賞を受賞した作家ハン・ガンをこっけいに真似し物議を醸した経緯がある。
それに続き、過度な性的パロディで再び波紋を呼んでいる『SNLコリア』だ。しかし、『SNLコリア』はこれについて、まだ正式な立場を発表する計画はないという。
(記事提供=OSEN)
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