ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で興行収入40億円を突破した。
CJ ENMによると、3月8日時点で『パラサイト』の興行収入は40億4716万円という。従来、韓国映画で1位だった2005年公開の『私の頭の中の消しゴム』(30億円)を超える最高興行記録だ。
【画像】『パラサイト』の美人奥様、上品かつ清涼感あふれるビジュアル
『映画.com』によると『パラサイト』は先週末(3月7~8日)のチケットの売り上げが3位に上がった。昨年12月から3つの映画館で先行上映され、今年1月10日からは日本全国で拡大上映。公開当初はチケット売り上げが5位だったが、2月のアカデミー賞授賞式で4冠を達成した以降、売り上げがトップにのし上がった。
韓国映画が日本の興行収入でトップに上がるのは『私の頭の中の消しゴム』以来、約15年ぶりとなる。
“パラサイトブーム”は、日本のみならず世界中で続いている。
イギリスでは2月7日(現地時間)に公開され、3月6日付けで1108万8149ポンド(約1510億円)の興行収入を記録した。
これは外国語映画史上最高興行作である『パッション』(2004年作)の1107万8861ポンド (約1509億円)を超える成績で、歴代外国語映画の記録を大きく塗り替えるもの。
さらに北米でも約5281万ドル(約5500億円)の収入を記録、全世界での興行収入は2億4590万ドル(約2兆円)に及ぶ。
前へ
次へ