日本より国別メダルランキングで上位に!韓国、オリンピック過去最高成績が見えているワケ【パリ五輪】

2024年08月06日 スポーツ一般 #パリ五輪

パリ五輪で韓国選手たちが健闘を続けており、オリンピック過去最高成績も視界に入っている。

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「宗主国」の威厳を示すテコンドーと、「ポスト・チャン・ミラン」パク・ヘジョンを中心としたウエイトリフティング選手たちが、8月7日(日本時間)から本格的なメダル獲得に挑む。さらにオリンピックで初の金メダルを狙う近代五種も8日から始まる。

今回のパリ五輪で韓国は「女子アーチェリー団体オリンピック10連覇」「女子ボクシング初のメダル獲得」「28年ぶりのバドミントン女子シングルス金メダル」など、数多くの新たな歴史を刻んでいる。

8月6日10時現在、韓国は金11、銀8、銅7で国別メダルランキング6位につけている。ひとつ上の5位はイギリス(金12、銀13、銅17)で、ひとつ下の7位は日本(金10、銀5、銅11)だ。

アーチェリー韓国代表
(写真提供=OSEN)多くのメダルを獲得したアーチェリー韓国代表

韓国が1988年のソウル五輪で記録した最高記録、4位(金12、銀10、銅11)を超えられない理由はない。

メダル候補が続々と控える

テコンドーを除いても、期待できる競技がある。

大きな期待を受けるウエイトリフティング韓国代表は、8月8日から「重力との戦い」を開始する。女子81キロ超級のパク・ヘジョン、女子81キロ級のキム・スヒョン、男子73キロ級のパク・ジュヒョ、89キロ級のユ・ドンジュ、102キロ級のチャン・ヨンハクが出場する。

2008年の北京五輪でスナッチ、ジャーク、スナッチ+ジャークすべてで世界新記録を樹立し、金メダルを独占したチャン・ミランに続く逸材とされる、パク・ヘジョンが有力なメダル候補だ。この階級には最強の李雯雯(中国)がいるが、彼女以外にはパク・ヘジョンを脅かす選手はいない。

パク・ヘジョン
(写真提供=OSEN)パク・ヘジョン

他の4人もメダルが期待されている。東京五輪で「失格判定」により、惜しくも銅メダルを逃したキム・スヒョンがオリンピックの無念を晴らす。脊椎手術を克服して再起したパク・ジュヒョをはじめ、3回目のオリンピックに挑むベテランのユ・ドンジュとチャン・ヨンハクがメダルへの期待を高めている。

もうひとつの金メダルが期待される競技に、近代五種がある。8月8日から始まる近代五種は、9日に男子準決勝、10日に男子決勝と女子準決勝、11日に女子決勝が行われる。

近代五種男子では、チョン・ウンテが有力な金メダル候補。東京五輪で銅メダル、杭州アジア大会で金メダルを獲得している。女子ではソン・スンミンが金メダルの期待を背負っている。ソン・スンミンは、韓国女子選手として初めて6月に行われた世界選手権で個人戦優勝を果たした。

チョン・ウンテ
(写真提供=OSEN)チョン・ウンテ

パリ五輪の韓国代表には、まだ“金脈”が残っている。過去最高の成績も十分に狙えるだろう。韓国がパリで最後まで太極旗をはためかせ、有終の美を飾れるか注目が集まる。

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