パリ五輪組織委員会のミスが続いている。
大会4日目に入ったパリ五輪だが、とにかくミスが多い。今度は国旗を間違えて出した。
7月29日、フランスのパリ・ラ・デファンス・アリーナで行われたパリ五輪・競泳女子平泳ぎ100mでのことだ。
アルゼンチンのマカレナ・セバジョスが登場した際、スクリーンにはアルゼンチンではなく中国の国旗が登場した。マカレナ・セバジョスは中国の国旗を見て、信じられないように二度見した。
当時、生中継していたアルゼンチンのキャスターは「信じられない。今回の試合には中国選手が出場もしないのに、このようなミスが発生した」と不快感を示した。
パリ五輪は相次ぐ運営のミスで少なくない批判を受けている。
開会式では韓国選手団が登場する際、「Republique populaire democratique de Coree」と紹介し、英語では「Democratic People's Republic of Korea」と繰り返したのだ。フランス語と英語で、いずれも「北朝鮮」を指す名称だ。韓国は英語で「Republic of Korea」となる。
またパリ五輪公式SNSアカウントでは、フェンシング男子サーブル個人戦で金メダルを獲得した韓国のオ・サンウク(Oh Sanguk)の名前を「オ・サング(Oh Sangku)」と誤って表記するアクシデントも。
韓国に限らず、南スーダンとプエルトリコの男子バスケットボールの試合では、南スーダンの国歌が誤って演奏される事態もあった。
連日のように運営側のミスが指摘されているなかで、パリ五輪組織委員会が現状を立て直せるかにも関心が集まっている。
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