侍ジャパンと対照的…韓国代表が瓦解も、無力な韓国野球委員会(KBO)首脳部

2018年11月16日 スポーツ一般 #野球

国政監査でチョン総裁が専任監督制とソン監督の選手観察行為を否定したことについては、「総裁は個人的な意見であることを前提に、国家代表専任監督制に対する意見を明らかにした。以降、より多くの説明をしたが、正しく伝わっていなかった」と説明した。

チョン総裁は機構を代表して国政監査の場に立った。国政監査は個人的な意見を話す場所ではない。チョン総裁が誤りを認識したのであれば、すぐにソン監督に謝罪の意を伝えなければならなかった。

しかしチョン総裁とソン監督は国政監査後、辞任当日の11月14日になって、ようやく顔を合わせた。ライバルである日本がメジャーリーグ選手を相手に親善試合を行い結束力を固めている時期に、韓国は監督とコーチングスタッフが全員辞任して、瓦解してしまった。このままでは誰も韓国代表の指揮をとらない。昨年夏、三顧の礼でソン監督に指揮を任せたことをまったく覚えていないようだ。

KBOチャン・ユンホ事務総長

チョン総裁とチャン事務総長は、今年からKBOを指揮し、産業化と2020年東京五輪を目指している。しかし現在のように組織内部でさえまともに把握できず、傍観を続けるのであれば、成功はあまりに遠い。経験のない首長が指揮をとるKBOの方向性には、疑問符をつけざるを得ない。

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