「ソン・フンミンはシーズンアウト? 考えないようにしている」
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トッテナム率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、右腕骨折で負傷離脱したソン・フンミンについて淡々と話した。
2月19日(日本時間)、モウリーニョ監督はライプツィヒとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・ベスト16の1stレグの前日記者会見で“ソン・フンミンのシーズンアウトの可能性”について語った。
モウリーニョ監督は「メディア担当の反応は肯定的で、ソン・フンミンがシーズン終盤の2~3試合でプレーできると思っている。私もその予想が当たることを願う。でも、私は彼の復帰を考えないようにする」と強調した。
トッテナムはすでにエースのハリー・ケインを負傷で欠いているだけでなく、クリスティアン・エリクセンもインテルへ移籍した。そうした状況でソン・フンミンが5試合連続ゴールを決め、戦力に痛手を負ったチームの救世主となっていた。
しかし、ソン・フンミンは2月16日のアストン・ヴィラ戦でキックオフ直後に相手DFと衝突し、転倒した過程で右腕を骨折してしまった。当時は痛みに耐えながらフル出場し、試合終了間際の決勝ゴールでチームを3-2の劇的勝利に導いた。
「これ以上は状況を悪化させられない。起用できる選手全員で試合に臨むだけだ」とソン・フンミンの抜けた穴について語るモウリーニョ監督は、「これまでと同じく全力で試合に臨みたい」と意気込んだ。
そして、就任当時から現在までの状況について、モウリーニョ監督はこう表現した。
「私が来たとき、チームは地下12階にいた。少しずつ階段を上り始めていたが、突然階段が崩れ困難に直面した。あらゆる方法を模索して11階に上り、我々が目標にしていた4階までたどり着いたが、誰かがその先の階段をなくしてしまったようだ。今は腕で4階のバルコニーにしがみついている思いだ」
記者会見に同席したハリー・ウィンクスも「ソン・フンミンはゴールよりも多くのことを僕たちにもたらしてくれた。残念ながら、僕たちは彼の豊富な運動量、エネルギーを失ってしまった」とソン・フンミンの離脱を惜しんだ。
それでも「チームには十分優れた選手が揃っている」と、ライプツィヒ戦の必勝を誓ったウィンクス。ここまで絶好調だったソン・フンミンを欠いてしまったトッテナムだが、来るCL決勝トーナメント初戦ではどんな戦いを見せてくれるだろうか。
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