女子バレー韓国代表は日本代表から金星を挙げることが出来るのだろうか。
【関連】「もはや日本のライバルではない」韓国バレー衰退の理由
FIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)で思うような成果を上げられていない韓国(FIVBランク38位)は今後、本日(6月12日)の日本戦を皮切りに、フランス(13日)、イタリア(14日)、オランダ(16日)と相まみえる。
3週目の初対戦相手である日本は、FIVBランキング6位の強豪だ。
今大会、2021年から続いたVNL30連敗を、5月20日の第1週最終戦のタイ戦に勝利したことで断ち切った韓国。だが、1、2週目の8試合で勝利したのはタイ戦のみで、再び連敗の沼に陥っている。
一方、日本は大会初戦で1位のトルコに勝利すると、ブルガリア、ドイツと3連勝をマーク。その後、ポーランド、ブラジルには負けたものの、フランス、中国、ドミニカ共和国と再び3連勝を飾った。2週目までに6勝2敗を記録した日本は、ポーランド、ブラジル、イタリアに次ぐ大会4位につけている。
韓国が日本に勝利したのは、先の東京オリンピックが最後だ。準々決勝で日本と対戦した韓国は、フルセットの接戦の末に勝利。2012年ロンドン五輪以来、9年ぶりとなるベスト4入りを果たした。
しかし、同大会を最後にキム・ヨンギョン、キム・スジ、ヤン・ヒョジンなどのベテランが代表から退いたことで、著しく弱体化してしまった。昨年のVNLでは予選ラウンドを12戦全敗で終えている。
韓国がアウェーの福岡で日本相手に、連敗街道を脱せるかに注目が集まる。
前へ
次へ