女子フィギュアスケート韓国代表の成人選手が、海外合宿期間に数回にわたり飲酒を行っていた事実が明らかになった。
6月10日、韓国氷上競技連盟によると、去る5月15日から28日にかけてイタリア・ヴァレーゼで行われた代表合宿期間、女子フィギュアスケート韓国代表の成人選手2人が、宿舎で数回ビールを含む酒類を飲んでいた事実がわかった。
連盟関係者は「海外合宿も公式練習プログラムに該当するだけに、飲酒禁止規定に従わなければならない」とし、「酒を飲んで騒ぎを起こした事実はない。単純な飲酒規定違反に該当する」と説明した。
連盟の強化訓練指針では、練習及びパフォーマンスに影響を及ぼしかねない飲酒行為は禁止されている。
このため、連盟はまず自主調査を通じて、飲酒行為を行った選手の国家代表資格を臨時停止した。
また、合宿期間に女子選手の宿舎を訪れた男子選手も、国家代表資格が臨時停止となった。
連盟は今月中にスポーツ公正委員会を開き、同選手たちに対する懲戒水準を議論する予定だ。
なお、今回の海外合宿には女子シングルのユ・ヨン(20、慶熙大)、イ・ヘイン(19、高麗大)、ユン・ソジン(15、漢光高)、キム・ユソン(15、坪村中)、クォン・ミンソル(15、木洞中)、キム・ユジェ(15、坪村中)、男子シングルのイ・シヒョン(23、高麗大)、キム・ヒョンギョム(17、漢光高)、イ・ジェグン(16、修理高)、ソ・ミンギュ(15、慶信高)の計10選手が参加していた。
一方、女子シングルのシン・ジア(16、世和女子高)、キム・チェヨン(17、修理高)、ウィ・ソヨン(19、高麗大)、男子シングルのチャ・ジュンファン(22、高麗大)は海外合宿に参加しなかった。
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