「アジアの辺境」に転落した韓国男子バレー “61年ぶりメダル逸”乗り越え2度目のVNL出場目指すイマ

男子バレー韓国代表(世界ランキング27位)が、AVCチャレンジカップでベスト8進出に成功した。

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韓国男子バレーボール代表チーム(世界ランキング27位)がカタール(21位)を破り、2024アジアバレーボール連盟(AVC)チャレンジカップ大会ベスト8に進出した。

ラミレス監督率いる韓国は6月3日(日本時間)、バーレーン・マナーマで行われたAVCチャレンジカップ・プールC第2戦でカタール(同21位)にセットカウント3-2(25-16、19-25、25-16、22-25、20-18)で勝利した。

前日の大会初戦でインドネシア(同52位)にストレート勝ちしていた韓国は、プール1位でベスト8進出を決めた。韓国はベスト8でプールA2位と対戦する。

今大会の優勝国は、FIVBバレーボール・チャレンジャーカップの出場権を獲得する。同大会で優勝すれば、2025年のバレーボールネーションズリーグ(VNL)出場権を得られる。

「アジアの辺境」に転落した韓国のイマ

第1セットはサーブの勝利だった。キム・ジハン(24)のサーブでリードを得た韓国は、7連続得点で一時スコアを13-5と広げた。その後も相手の凡ミスやイ・サンヒョン(25)の速攻もあり、楽にセットを奪取できた。

第2セットを奪われた韓国だが、第3セットでは相手の連続凡ミスで点差を広げると、速攻とブロックでカタールの追い上げを振り切り、同セットも獲得した。

第4セットでは22-22の場面でチャ・ヨンソク(30)の速攻が不発。イム・ソンジン(25)のアタックも相手のブロックに阻まれ、セットを奪われると、勝敗は第5セットにもつれ込んだ。

フルセットの接戦となった韓国だが、第5セットでも強力なサーブが効いた。イム・ソンジンを中心としたアタックで、キム・ジハンもブロックでチームを支えた。

そしてデュースの末、19-18で相手のアタックを防いだ後、最後はシン・ホジン(23)のアタック成功で第5セットも奪取。韓国がカタールとの接戦をものにした。

男子バレー韓国代表
(写真提供=OSEN)男子バレー韓国代表

昨年9月の杭州アジア大会で61年ぶりにメダル獲得を逃したこともあり、「アジアの辺境に転落した」と弱体化を指摘された男子バレー韓国代表。

今年3月に新たに就任したブラジル出身のラミレス監督体制でAVCチャレンジカップ優勝を目指し、FIVBバレーボール・チャレンジャーカップを経て2018年大会以来2度目のVNL出場を狙う。

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