“韓国卓球界の神童“と呼ばれるシン・ユビン(15歳)が、高校に進学せずに実業団の大韓航空でプレーする。
大韓航空の女性卓球団は最近、水原(スウォン)のチョンミョン中学を卒業したシン・ユビンを獲得したと2月6日、公式発表した。
【写真】 韓国女子卓球に “神童”出現!! 15歳でエース最有力のシン・ユビンとは?
大韓航空は「シン・ユビンが卓球の実力だけでなく、年齢に合わせて備えるべき基本素養、正しい人間性などを兼ね備えた人材に成長できるよう支援する。入団後も個人授業を通じて学業を続けていけるように配慮する計画だ。英語と中国語など外国語教育も支援し、国際的な競争力を備えたグローバル人材に育成していく」と説明した。
韓国の数え年で3歳の頃からラケットを握ったシン・ユビンは、小学校3年生の頃に出場した2013年総合選手権大会で大学生相手に4-0で勝利し、話題を集めた。
2018年には14歳で韓国代表に抜擢され、各種最年少記録を塗り替えてきた。
今年1月、ポルトガルで開催された2020年東京オリンピック予選で韓国の本選出場チケットの獲得に貢献するなど頭角を現わし、“次期エース”に生まれ変わった。
安定的なレシーブが持ち味であり、試合運営能力に長けていると評価されている。
大韓航空のカン・ムンス監督は「シン・ユビンが実業チームに合流して体系的にウエイトトレーニングをこなしてフットワークを向上させれば、チームはもちろん韓国代表の競争力にも大きく役立つ」と語る。
シン・ユビンは「卓球を始めた時から好きだった大韓航空に入団できて嬉しい。チームに役立つ良い選手にかならずなりたい」と覚悟を示した。
シン・ユビンはチーム合流後、来月に釜山(プサン)で開かれる世界選手権大会に韓国代表として出場する予定だ。
前へ
次へ