“日本キラー”の合流は…東京五輪で野球韓国代表のメンバー構成はどうなるのか?

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2020年東京五輪で連覇に挑む野球韓国代表だが、未だに周囲の疑問符を取り払えずにいる。

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昨年のプレミア12で日本に後塵を拝し、準優勝に終わったキム・ギョンムン監督率いる韓国。オリンピックでは12年ぶりに開催される野球競技では、金メダル獲得を目指す。

しかし、開幕まで残り200日という中でキム監督とコーチングスタッフには克服すべき課題が多く残されている。

野球韓国代表(写真左端がキム・ギョンムン監督)

プレミア12では2連覇を達成できなかった韓国だが、世代交代に成果が見られたと評価を受けた。投打において今後10年の韓国代表を背負ってくれるだろう逸材が活躍し、希望をもたらした。プレミア12で躍動した若い選手たちは、大きな異変がない限りはオリンピックでも出場する可能性が高い。

一方で不安もある。オリンピックでは戦力の損失を受け入れなければならず、、不安定なポジションの補完もしなければならない。

何よりも韓国を代表するサウスポー2人のオリンピック出場の可能性が非常に低い。

MLBのトロント・ブルージェイズに移籍した“コリアン・モンスター”ことリュ・ヒョンジンはもちろん、韓国プロ野球を離れセントルイス・カージナルスに加入したキム・グァンヒョンも、代表合流の可能性は低いと考えて良いだろう。

2人とも移籍後初シーズンであることに加え、各所属チームにはオリンピック代表チームへの選手派遣に必ず応じなければならないという規定がない。そもそもMLB事務局や球団は主力選手のオリンピック派遣には否定的なスタンスだ。

ヤン・ヒョンジョン

そうなると、代表チームに合流が可能なサウスポーの先発投手はヤン・ヒョンジョン(KIAタイガース)かチャ・ウチャン(LG)の国内組2人となる。これも2人のコンディションが良好である仮定での話だ。

また、エントリーメンバー28人を選出できたプレミア12とは異なり、オリンピックではさらに4人少ない24人に絞らなければならず、投手陣の選抜にも神経を配らせなければならない。リュ・ヒョンジンやキム・グァンヒョンなど代表に合流できない選手の穴を埋める“計算できる”投手がおらず、キム監督らコーチングスタッフも頭を悩ませている。

得点チャンスなど重要な局面で活用できる右打ちの代打も確保しなければならない。相手投手に威圧感を与えられる強力な大砲が必要なのだが、左打の代打に比べて右打ちの代打で有力な選手は少ない状況なのだ。

プレミア12に招集されたパク・ビョンホやチェ・ジョン、キム・ハソン、ファン・ジェギュンらを除けば、他に有力な右打者が韓国代表には見当たらない。

試合の中盤で代打に入った選手は守備もできなければならないが、攻守両方を満足させるような選手が現時点で存在しないのも、韓国の悩みの種だ。五輪開幕までの残りの期間、韓国は実力を備えた右打ちの代打を見つけなければならない。

ヤン・ウィジ

代表の主力キャッチャーであるヤン・ウィジをバックアップする控えキャッチャーの台頭も、韓国には求められている。

プレミア12同様、オリンピックのような国際大会では対戦相手ごとに多様な戦術を執らなければならない。コーチングスタッフの一瞬の判断による選手起用や戦術の展開が、試合の結果を大きく左右する。

早々にメンバー構成が完成されたチームが、本大会で好成績を残すのは当然のことだ。オリンピックまで残された時間はさほど多くない。

韓国がオリンピックで躍進するには、プレミア12で露呈した弱点をカバーし、持ち味を生かしたメンバー構成を組むことが必要である。

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