松山英樹(31)の6打差大逆転劇で観衆を沸かせた「2024年ザ・ジェネシス招待」が、多くのストーリーを披露して幕を閉じた。
優勝者の松山は優勝賞金400万ドル(日本円=約5億9435万円)と、副賞としてGV80クーペを獲得した。
2位タイのウィル・ザラトリス(27)は、2位の賞金とは別にホールインワン賞でGV80を獲得した。選手だけではなく、キャディーのジョエル・ストックもエレクトリファイドGV70を副賞で受け取った。
韓国最大の自動車メーカー・現代(ヒョンデ)自動車の高級車ブランド「ジェネシス」がタイトルスポンサーを務めて8年目となる「2024年ザ・ジェネシス招待」が、2月19日(日本時間)に松山を優勝者として輩出し、全日程を終えた。
会場となった米カリフォルニア州のリビエラCCは、世界的選手たちの“勝負欲”に熱く盛り上がっていた。
松山は通算17アンダーの「267」で優勝し、ザラトリスとルーク・リスト(39)が3打差で2位タイとなった。優勝した松山にはジェネシスから賞金400万ドルとGV80クーペが贈られた。
今大会にはホスト役のタイガー・ウッズ(48)を始め、スコッティ・シェフラー(27)、ロリー・マキロイ(34)など世界ランキング20位圏内から18人の選手が参加した。
特に、今年からは同大会もPGAツアーが指定する8つの「シグネチャー・イベント」の一つに含めたことにより、PGAツアー最上位圏の選手が少数精鋭で出場し、既存よりも高い優勝賞金とフェデックスカップポイントを巡って熱い競争を繰り広げた。
「2024年ザ・ジェネシス招待」は昨年に続き、今年もPGAツアー大会及びジェネシスが後援する大会で唯一、2つのホール(14番・16番ホール)に選手とキャディー両方のためのホールインワン副賞を設けた。
そのため、2ラウンド14番ホールで大会初のホールインワンを記録したザラトリスがGV80クーペを、キャディーのストックがエレクトリファイドGV70を副賞として受け取った。
ジェネシスは、プレイヤーズ&キャディーズ専用ラウンジでバーバーショップやコンディショニング用品などの提供を通じ、選手はもちろんキャディーを配慮し、礼遇する文化を造成するための努力を続けてきた。
また、大会を訪問するすべての人たちがジェネシスならではの独創的な歓待を体験できるよう、さまざまな便宜を提供した。
「ジェネシス14番ホール・パブリックラウンジ」は、休憩とともに14番ホールを楽しめる最適の視野を提供し、ジェネシスカフェを訪れた訪問客は韓国伝統のお茶菓子と飲み物を一緒に楽しんだ。
ジェネシスは大会期間中、GV60、エレクトリファイドGV70、GV80など計220代の車両を支援し、選手の安全な移動と大会運営をサポート。会場の主要拠点には最近発売されたGV80のマイナーチェンジモデルとクーペモデルを含め、ジェネシスXコンバーチブルコンセプト、ジェネシスXグランベルリネッタコンセプトなど、計18代の多様な車両を展示した。
現地の観覧客とグローバルテレビ中継の視聴者は、ジェネシス固有のデザイン哲学「アスレチック・エレガンス」を直接的・間接的に享受することができた。
なお、ジェネシスは大会期間、地域社会とも活発にコミュニケーションを取り、アメリカ市場において“誠実なブランド”に生まれ変わろうと努力した。
ジェネシスのアメリカ現地法人はウッズのTGR財団と緊密に協力し、地域社会の学生を対象としたさまざまな教育プログラムを後援しており、今大会では青少年スポーツ団体に30万ドル(約4500万円)を寄付した。
ほかにも、14日に事前に行われた「ザ・ジェネシス招待」プロアマ大会では、16番ホールでホールインワンを記録したジャスティン・トーマス(30)に、選手とキャディーが選定した慈善団体に寄付できるようそれぞれ5万ドル(約750万円)を渡した。
ジェネシス事業本部長のソン・ミンギュ副社長は、「最高の選手が最高のコースで最上の実力を発揮し、ギャラリーだけではなく中継を見た多くの方々も大会を楽しんでいただけるよう最善を尽くした」とし、「ザ・ジェネシス招待のような大会を後援して身に着けた細心なホスピタリティ哲学が、すべてのジェネシスの顧客に伝えられるよう今後も努力する」と述べた。
ジェネシスは2017年から後援してきた「ザ・ジェネシス招待」のほか、さまざまなグローバルゴルフスポンサーシップを通じてブランド経験を拡大している。
今年7月に欧州で開催される「ジェネシス・スコットランドオープン」と10月に韓国で開催される「ジェネシス選手権」をタイトルスポンサーとして後援する予定であり、9月にカナダで開催される「プレジデンツ・カップ」、11月にUAEで開催される「アブダビHSBC選手権」には公式車両スポンサーとして参加する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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