佐々木朗希の事例が「影響を及ぼした」?韓国紙も注目する“怪物打者”の米留学「MLB進出への布石」

花巻東高校から米スタンフォード大学への進学が決まった佐々木麟太郎(18)に韓国紙も注目している。

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日本の高校野球で通算140本塁打という最高記録を打ち立てた佐々木が、米スタンフォード大へ進学した。プロ野球入りを放棄し、全額奨学金を受け取ってアメリカの大学へと進んだ。

多少見慣れないアメリカの大学への進学は、メジャーリーグ進出のための布石と見られる。

スタンフォード大野球部のデービッド・エスカー監督によると、佐々木は学費、寮費などすべて大学側が100%負担するという。

佐々木は身長184cm、体重113kgという“巨砲”の体格を備えている。打率も選球眼も突出して優れている。

『MLB.com』は「佐々木は高校で打率0.413、出塁率0.514、長打率0.808を記録した」とし、「三振よりも四球が2倍も多かった」と紹介した。

このような理由から、佐々木はプロ野球ドラフトで1位指名が予想された。佐々木は父親の佐々木洋氏が監督を務める花巻東高で一塁手としてプレーした。MLBスーパースターの大谷翔平(29、ロサンゼルス・ドジャース)も同じ高校に通い、佐々木監督の指導を受けた。

「佐々木朗希もMLB進出を打診したが…」

佐々木と似たような事例もある。昨年、西田陸浮(22)がMLBドラフト11巡目(全体329位)でシカゴ・ホワイトソックスの指名を受けた。

西田は東北高校を卒業後、渡米してマウントフッド・コミュニティ・カレッジで2シーズン過ごし、オレゴン大学に編入した。現在はホワイトソックス傘下マイナーで選手生活を送っている。

日本でプロ生活をしながらFA(フリーエージェント)の資格を得るには時間がかかる。アメリカの大学の方が、MLBに進出できるスピードははるかに速い。

『ジ・アスレチック』は「佐々木がMLBに進むには、アメリカ(大学)でプレーする方が早いかもしれない」とし、「速ければ2026年にMLBドラフトに参加できる」と分析した。

日本からMLBへ進出するには、所属球団の“ポスティング”許可を得なければならない。選手がMLBのチームと自由に契約するためには、少なくとも9年以上はNPBで活動しなければならない。

日本プロ野球の“怪物投手”と呼ばれる佐々木朗希(22、千葉ロッテマリーンズ)も今冬のMLB進出を打診したが、ロッテ側が許可しなかったため失敗に終わった。

新人ドラフトを経ていない25歳未満の非アメリカ人がMLBに進出しても、マイナー契約しか結ぶことができない。選手が受けられる契約金は契約金は最大575万ドル(日本円=約8億4700万円)に制限される。前所属球団が受け取る移籍金も最大144万ドル(約2億1600万円)に過ぎない。

佐々木朗希もやむを得ず、日本プロ野球12球団の選手で最後に2024年の契約を結んだ。

佐々木朗希
佐々木朗希

このような事例が、佐々木麟太郎の選択に影響を及ぼした可能性が高い。

佐々木もアマチュア自由契約選手の資格でMLBチームとの契約を試みることはできるが、各チームが定めた国際ボーナスプールの上限線によって、ボーナスが制限される可能性が高い。

MLB球団は日本プロ野球との関係を考慮し、日本のアマチュア選手をスカウトすることを自制してきた。

『ジ・アスレチック』は「佐々木はスタンフォード大で大学野球をする計画のため、3年後にはMLBドラフトに参加できる資格が与えられる」とし、「もちろん、自由契約選手にはなれないが、2ラウンドで指名された場合、アマチュア自由契約選手が受けられるよりも早くMLBのシステムに進出でき、より高い契約ボーナスをもらえるものと予想される」と分析した。

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