サッカー日本代表のMF久保建英(22、レアル・ソシエダ)が、アジアカップ敗退の悔しさを口にした。
久保は2月3日、エデュケーション・シティ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝のイラン代表戦でトップ下で先発出場。後半22分にFW三笘薫(26、ブライトン)と交代するまで67分間プレーした。
試合は前半28分にMF守田英正(28、スポルティング)のゴールで日本が先制するも、後半に入り攻勢が一転。
ロングボール主体のイランが勢いを強め、後半10分にMFモハメド・モヘビ(25、ロストフ)が同点弾を挙げると、同アディショナルタイム6分にはDF板倉滉(26、ボルシア・メンヒェングラートバッハ)が与えたPKをMFアリレザ・ジャハンバフシュ(30、フェイエノールト)が成功。土壇場で逆転を許した日本に時間は残されておらず、準々決勝敗退となった。
試合後、「勝ちきれなかったところが悔しい」と伝えた久保は、今回の敗戦をこう振り返った。
「自分たちが良い時間帯では、得点できるチャンスが特に前半ありました。ただ、それで(勢いを)持ってくることができなかったことが、相手のセットプレーに屈する形になったので、非常に悔しい結果に終わったと思います」
そのうえで、「これからは各々が所属チームに帰って、また頑張って個人個人が成長していくことが大事かなと思います」と、個々人の奮起を呼び掛けていた。
なお、日本に勝利したイランは、2月8日にアル・トゥマーマ・スタジアムで準決勝を戦う。
(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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