アジアカップに出場中のサッカー韓国代表が、GKキム・スンギュ(33、アル・シャバブ)の負傷離脱を受け“トレーニングパートナー”を招集する。
韓国サッカー協会(KFA)は1月22日、「キム・スンギュが本日午後11時に招集解除され、帰国後に手術を受ける予定だ」と伝えた。
また、「GK2人で残りの期間トレーニングを続けることは難しいと判断し、キム・ジュンホンをトレーニングパートナーとして招集する」と発表した。
かつてヴィッセル神戸や柏レイソルでも活躍したキム・スンギュは、去る18日の練習中に右膝の十字靭帯を断裂する重傷を負った。20日のヨルダン代表とのグループE第2節は観客席から見守っていた。
そのキム・スンギュが離脱となり、残されたGK陣はチョ・ヒョヌ(32、蔚山HD FC)とソン・ボムグン(26、湘南ベルマーレ)の2人のみとなった。
ただ、KFAは2人で大会を戦うのは難しいと判断し、トレーニングパートナーとしてGKキム・ジュンホン(20、金泉尚武)を招集することを決定した。
だが、キム・ジュンホンを登録メンバーに含めることはできない。大会の規定上、初戦以降から新たに選手登録をすることは不可能だからだ。
そのため、キム・ジュンホンは今後代表に合流し、練習は一緒に参加しても、試合当日は観客席で試合を見守らなければならない。
昨年のU-20W杯でU-20韓国代表のベスト4進出に貢献したキム・ジュンホンは、A代表率いるユルゲン・クリンスマン監督にそのポテンシャルを評価され、昨年9月の欧州遠征と10月の親善試合2連戦でA代表に招集されたことがある。
当時、クリンスマン監督は「キム・ジュンホンは8月初めのアジア大会代表チームの招集トレーニング時、アンドレアス・ケプケGKコーチが直接技量を確認して選出した」と、招集の経緯を語ったことがある。
キム・ジュンホンは現在、兵役のため軍隊チームの金泉尚武(キムチョン・サンム)に所属している。今年7月に除隊予定で、除隊以降は全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースに復帰する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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