【インタビュー】ガンバ大阪キム・ヨングォンが語る2019年

2019年12月30日 サッカー

サッカー韓国代表チームの不動のCBキム・ヨングォン。2回のワールドカップ出場やAマッチ78回という華やかな経歴を積んだ彼の履歴は依然として現在進行形だ。

12月28日、富川(プチョン)のとあるカフェで本紙と会ったキム・ヨングォンは「考えてみたら長くプレーした。それでもまだ3~4年はもっと続けたい。センチュリークラブ(Aマッチ100回出場)への加入は必ず果たしたい」という目標を明かした。

多くのことを成し遂げたが、キム・ヨングォンの挑戦は続く。代表100試合出場を通じてセンチュリークラブ加入とワールドカップ3度目の進出の目標がある。

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「今は引退するつもりはない。近づくほど、100試合のことを考える。センチュリークラブに加入できれば、望むものはない。 2020年に最大限多くの試合に出て、2021年には加入したい。大きな負傷がなければ、次回のW杯も問題ないだろう」

韓国代表は今、キム・ミンジェ、ファン・インボム、ナ・サンホ、ファン・ヒチャンなど1996年生まれの世代が主流に上がり、イ・ガンイン、ペク・スンホのような若い選手たちも登場した。キム・ヨングォンは語る。

「代表チームが新鮮になった。 自然に世代交代が行われるようだ。欧州でプレーする選手も多くなっていいと思う。彼らがよくできなければ問題だが、よく成長している。

僕もベテランになったので、役割を果たさなければならない。キャプテンの(ソン・)フンミンが大変なのは当然だ。キャプテンはじっとしていても大変だ。僕はフンミンを助けて選手たちがサッカーだけに集中できるように助けるのが重要だと思っている。1人でできることではないが、雰囲気を作ってあげたい」

キム・ヨングォン

キム・ヨングォンは「怪物DF」キム・ミンジェの登場に嬉しさを隠さない。

「ミンジェはプレーがダイナミックだ。自然に僕は彼のアシスト役のイメージができたようだ。僕の立場としては注目が少ない今がいい。ミンジェは韓国サッカーに必要な存在だ。もっと大きくなってほしい」

10年間、韓国代表の座を守ったキム・ヨングォンは、数多くのセンターバック、パートナーを経験したが、キム・ミンジェが最高のペアと評価した。

「良い選手たちとたくさん呼吸を合わせたが、大きな偏差なくいつも同じように合っていると思った。ところが、ミンジェは違う。まさに最高のパートナーだ。互いの長所を最大化し、短所は補完する効果がある。僕がラインを調整し、ミンジェは自由に飛び出してボールを遮断する。2人ともビルドアップが良く、足も速い方なので良い組み合わせが出ると思う」

パウロ・ベント監督就任以来、レギュラーの座を守ってきたキム・ヨングォンは、ベント・コリアへの信頼を失っていない。外部からは批判する声もあるが、選手たちの考えは違うという。

「アジアカップで成績が振るわなかったのは残念だが、全体的に順調だと思っている。 代表チームを率いて良くない話を聞かない監督はいない。内部で感じるのと外部から見る視線は違う」と線を引いた後、「僕の好きなサッカースタイルなのでよく合う。チーム運営自体も体系的で、欧州サッカーの良い面をピッチの内側からたくさん学ぶようになる。選手たちは確実に満足している」と語った。 

また、「選手とスタッフの信頼が崩れてはならない。僕たちは信頼しあっている。 疑いの余地はまったくない」と、ベント監督に向けて全幅の信頼を寄せた。

「2020年、ACL進出が目標」

キム・ヨングォンは2017年に選手人生で最も困難な時期を過ごし、2018年にはワールドカップ・ドイツ戦勝利の立役者として最高の1年を送った。

ただ、2019年は大きなことなく無難に過ごした印象が強い。

「この2年間は本当にたくさんのことがあったが、今年は落ち着いて過ごしたようだ。僕ももう年があるので、それがいいと思う」

2020年の目標も変わらない。危機なく通り過ぎることが重要な時だ。

「3月からワールドカップ2次予選がスタートする。後半期からは最終予選もある。多くの経験をしたので、簡単ではないということは知っている。勝ち抜いて上がらなければならない」

所属チームのガンバ大阪での成績も重要だ。

「ACLに出場したい。1シーズンを出なかったから、とても長く休んだようだ。寂しかった。所属チームの成績をよくしなければならない」

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