パリ・サンジェルマンの韓国代表MFイ・ガンイン(22)とレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(22)、”韓日サッカーの未来”が欧州最高峰の舞台で再会する。
12月18日(日本時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会の結果、グループD1位のソシエダとグループF2位のPSGが対戦することになった。
”親友同士の正面対決”が実現した。
スペインの舞台でともに活躍し、親交を深めたイ・ガンインと久保が、今度はCLのピッチで対戦相手として戦うことになる。
”韓国の未来”イ・ガンインと“日本の未来”久保は、ラ・リーガで活動時期が重なっていた同い年の友人だ。マジョルカでチームメイトとしてプレーしたこともあり、イ・ガンインは2021~2023年まで在籍。久保は2021~2022年までレンタルで在籍した。
そして、2022-2023シーズンよりソシエダに移籍した久保は、加入初年度にリーグ戦35試合9ゴール7アシストを記録し、すぐにチームのエースに浮上した。今季もリーグ戦16試合で6試合3ゴールを記録するなど、依然として活躍を続けている。
一方のイ・ガンインは、昨季まで所属したマジョルカでの活躍が評価され、フランスのビッグクラブであるPSGからオファーを受けた。
昨シーズン、マジョルカで36試合6ゴール6アシストを記録したイ・ガンインは新天地のPSGでも着実に主力の座を確保している。
両チームの対戦が決まると、2人はSNS上でも呼応した。
久保は自身のインスタグラムのストーリー機能を通じて、PSGとの対戦を知らせるソシエダの投稿を引用。そこにイ・ガンインのアカウントをタグ付けし、握手する絵文字などを綴り再戦を期待した。イ・ガンインも反応し、久保の投稿を自身のインスタグラムで引用していた。
イ・ガンイン対久保の“親友ダービー”が期待される両チームの対戦は、来年2月15日にPSGの本拠地パルク・デ・プランスで第1戦、3月6日にソシエダの本拠地エスタディオ・アノエタで第2戦が行われる予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ガンイン プロフィール
2001年2月19日生まれ。韓国・仁川広域市出身。身長174cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表。幼少期に出演したKBSサッカーバラエティ番組『飛べ、シュットリ』で類まれなる才能を発揮し、“神童”として一躍注目を集めた。2011年にスペインに渡りバレンシア下部組織に入団し、2018年10月にトップチームで公式戦デビュー。2021年夏にフリーでマジョルカに加入、2023年夏にフランスのパリ・サンジェルマンに完全移籍。マジョルカ時代の同僚である日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)とは同じ2001年生まれで、普段から仲が良いことで知られている。
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