韓国球界に復帰する元阪神オ・スンファン「今は腕がよく動く。何の問題もない」

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メジャーリーグ時代の後半、オ・スンファン(37、サムスン・ライオンズ)の腕の状態は良くなかった。

コロラド・ロッキーズ時代の球速低下は、腕が正常のコンディションではなかったからだ。伸ばすことも曲げることも難しかった。洗顔をするときも食事のときも大変だった。

それでもマウンドに立てば、困難を乗り越えてメジャーの打者を相手した。

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だが球速の平均は2017年の150キロから少しずつ落ちて、2018年148キロ、そして2019年は146キロとなった。加齢による“劣化”という懸念に混じった声も出た。

7年ぶりに韓国プロ野球に戻ってきたオ・スンファンは去る8月、肘の手術を受けた。そして現在、復帰のためのリハビリに邁進している。状態は「良くなった」のレベルをはるかに超える。

オ・スンファン

オ・スンファンは「今は腕がよく動く。満足している。リハビリを支援する医療スタッフが驚くほどだ。この間、ボールを握ることはできなかったが、球速も戻ってきそうだ」と、石仏らしい音を出さない笑いを浮かべた。

球速の低下については、「怪我や手術といった特別なきっかけがあったわけではない。ボールをたくさん投げて、腕に蓄積されたもののせいだ。これまで積もった問題点は、手術とリハビリで克服している。身体的には何の問題もない」とした。加齢による劣化はないとの自信を持っている。

彼のエージェントを務めるスポーツインテリジェンスのキム・ドンウク代表も「オ・スンファンは後でまたメジャーに行くことができるほど、状態が良くなっている。現実的には容易ではないが、気持ちの良い想像だ」と喜んだ。それほど近くでみても、手術後のリハビリが順調だということだろう。

オ・スンファンは最近、20mの距離からボールを投げ始めた。すぐにロングトスに続いて、正常なピッチングのための段階をひとつずつ踏むことになる。彼はマウンド復帰を期待しながら、「一日も早くファンの前に立ちたい。最初のゲームでは緊張して震えそうだ」と話した。

なおオ・スンファンは12月12日、韓国障害人体育会を訪れた。4年連続の訪問だ。車いすテニス選手のキム・ミョンジェ(32)と障害者陸上選手イ・ジョング(16)に、基礎種目育成基金として計1000万ウォン(100万円)を後援した。

(写真提供=韓国障害人体育会)

オ・スンファンはこの日、「善行という言葉が恥ずかしいほど微々たるものだ。力を得るのは、むしろ私だ。利川(イチョン)障害人訓練院で選手たちがトレーニングする姿を見た。見るだけでも、容易ではない状況がわかった。その姿を思い出せば、自分が大変なときの力になる」と明かした。

オ・スンファンは2016年から今年まで、障害人スポーツのために計7400万ウォン(約740万円)を後援している。

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