パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は、自国開催のE-1サッカー選手権・第2節で中国と対戦し、1-0で勝利した。
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韓国は元湘南ベルマーレのイ・ジョンヒョプをセンターフォワードで起用し、両サイドにナ・サンホ(FC東京)と今冬に横浜F・マリノスから済州ユナイテッドFCへ期限付き移籍したユン・イルロクを配置した。
中盤はファン・インボムとイ・ヨンジェ、チュ・セジョンの3人が並んだ。4バックにはキム・テファンとキム・ミンギュが香港戦に続いて先発出場し、クォン・ギョンウォンとパク・チュホに代わってキム・ヨングォンとキム・ジンスがDFラインに入った。GKはチョ・ヒョヌが務めた。
韓国は中国相手に前半早々のセットプレーで先制した。前半13分、コーナーキックでチュ・セジョンが蹴ったボールをニアに走り込んだキム・ミンジェが頭でそらし、ゴールネットを揺らした。
先制以降も韓国の猛攻は続いた。前半30分には再びコーナーキックの場面で、こぼれ球を拾ったキム・ミンジェがライナー性のクロスを送り、これにナ・サンホが胸で合わせるもゴールポストをわずかにそれた。
後半開始直後、ナ・サンホがまたも決定的なチャンスを迎える。ユン・イルロクのスルーパスでペナルティエリアに侵入するも、ナ・サンホの放ったシュートはこちらも枠には入らなかった。
後半13分にはイ・ジョンヒョプのクロスをユン・イルロクがスルーし、その後方にいたイ・ヨンジェがゴール正面でフリーとなったが、ダイレクトで合わせた右足シュートはクロスバーのはるか上を超えてしまった。このときにはベンチにいたベント監督も、地面を蹴って感情を露わにした。
韓国は前後半通して主導権を握り中国陣内に攻め込んだが、試合は1-0で終了。猛攻実らず、結局わずか1得点にとどまった。
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