日本ツアー引退イ・ボミが韓国ツアー最終戦に出場へ!「まだ終わりではありません」と強調したワケ

日本で盛大に行われた引退セレモニーで涙を流した“スマイル・キャンディ”が、韓国ファンの前で復帰を宣言する。

【写真】イ・ボミ、大胆なピンク色水着

米国女子ツアーでの再起を誓った元世界ランキング1位も、ファンとともに復活ののろしを上げる。

“スマイル・キャンディ”ことイ・ボミ(35)と元世界1位のパク・ソンヒョン(30)が、来る11月10日から12日かけて行われる韓国女子ツアーの2023年シーズン最終戦「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2023」(賞金総額10億ウォン=約1億円)への出場を決めた。

賞金ランキング上位70人が出場し、事実上の王中王戦の形式で行われ同大会に、韓国女子ツアー復帰を準備中のイ・ボミと再起を狙うパク・ソンヒョンが加わり、ゴルフファンを大いに楽しませてくれるものと期待を集めている。

何より、同大会は最多勝、賞金女王、平均ストローク、大賞(年間MVP)、新人王など主要部門のタイトルホルダーが決定する大会なだけに、今季最大級の優勝争いが繰り広げられる見通しだ。

SKスィルドスとSKテレコムも創設20周年を迎え、豊富な商品で選手とギャラリーを支援する予定だ。

イ・ボミ、日本ツアー引退後「すっきりした気持ち」

日本が愛した“スマイル・キャンディ”は、去る10月19日から22日にかけて行われた「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」をもって日本ツアーから引退した。

イ・ボミは大会2日目で予選落ちとなったが、最終日の表彰式後には引退セレモニーが行われ、ファンや同僚たちに感謝のスピーチを伝えていた。

大粒の涙を流したイ・ボミは、「13年間、とても多くの愛と関心を送ってくださった日本のファンの皆様に心から感謝しています。マスターズGCレディースで引退を記念するさまざまなイベントを開催していただき感動しました。終わりだと思って泣きそうになりましたが、時間が経ってみるととてもすっきりした気持ちです」と振り返った。

イ・ボミの日本ツアー引退セレモニーは、まるで現役生活をすべて終えるかのような雰囲気だった。しかし、イ・ボミは韓国女子ツアーで韓国のファンとより多く交感する方針を固めた。

日本ツアーでは通算21勝を記録。韓国女子ツアーでは永久シード権を獲得しているだけに、国内復帰は難しいことではない。

今年5月の「2023 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」以来、約6カ月ぶりに韓国のファンの前に立つイ・ボミは、「久しぶりにファンの皆さんとお会いできる機会なので、楽しみでワクワクする気持ちが大きいです。(日本で行われた引退セレモニーによって、マスターズGCレディースが)選手としての引退試合だと思っている方もいらっしゃると思いますが、韓国女子ツアーはまだ終わりではありません」と強調した。

また、「練習ラウンドや個人練習もこれまで通りやってきています。オッパ(夫で俳優のイ・ワン)がキャディを引き受ける予定なので、気を楽にして出場します」と伝えた。

永久シード保持者のイ・ボミは韓国女子ツアーの全大会に出場することが可能だが、来シーズンはどの程度大会に出場するかは決めていない。

ひとまず、今大会はイ・ボミの韓国女子ツアー復帰戦と言って良いだろう。

「(アン・)ソンジュ姉さんのように韓国女子ツアーで良い姿を見せることが目標です。ファンとの出会い、ツアー発展などのために、小さな部分でもできる役割を探してみます」というイ・ボミは、「人生後半戦の具体的な計画はまだありません。長い目で見れば、ゴルフ界で地道に活動を続けていくでしょう」と述べた。

イ・ボミ
(写真提供=Nippon News/アフロ)イ・ボミ(写真は2017年)

元世界1位パク・ソンヒョン「優勝が目標」

米国女子ツアーでは韓国国内で行われた「BMW女子選手権」の16位タイを最後に今季の日程を終えたパク・ソンヒョンは、2023年のフィナーレの舞台として「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2023」を選んだ。

ここ3~4年間で深いスランプに陥っていた彼女は、秋に入って感覚を取り戻した。

「昨年よりすべての面で良くなっています。結果が出ないことが残念ではありますが、良くなっていることに満足感を感じます」というパク・ソンヒョン。1カ月ぶりに再び韓国のファンと会うことについては、「国内での大会は常にワクワクします。多くの方が応援してくださるので、もっと頑張りたいです。優勝が目標です」と自信を示した。

練習や練習ラウンドを通じて感覚維持に努めているパク・ソンヒョンは最近、新しいクラブのフィッティングを終え、適応を進めている段階だ。

「コンディションが良い」と自信を表したパク・ソンヒョンは、「優勝ができなくても、一つ一つのショットを良いものにしたいです。来年も米国女子ツアーに集中するつもりですが、可能であれば韓国女子ツアーにも多く出場し、ファンに会いたいです」と話した。韓国女子ツアー復帰の時期を打診しているようだった。

パク・ソンヒョン
(写真提供=KLPGA)パク・ソンヒョン

今大会では優勝者に現金2億ウォン(約2000万円)が入った“マネーボックス”が伝達されるなど、特別なセレモニーが注目を集めている。

ほかにも、コースレコード作成者には300万ウォン(約30万円)が賞金として贈られ、ホールインワン達成者には新東亜ゴルフのダイヤモンド1カラット、BMWの自動車などが副賞として贈られる。

社会貢献活動も行われる。SKスィルドスとSKテレコムは2016年から行われている身体障碍者支援幸福バーディ基金の調達を続ける。積み立てた基金は大会終了後、韓国肢体障碍者協会に伝達する予定だ。

◇イ・ボミ プロフィール

1988年8月21日生まれ。韓国・江原道出身。身長158cm。12歳のころ、当時米国女子ツアーで活躍した朴セリに影響されてゴルフを始めた。2006年に韓国の代表常備軍(代表候補)入りを果たすと、翌年にプロ転向し3年目で初優勝。2011年からは活躍の場を日本に移し、2015年から2年連続賞金女王に輝いた。2019年12月28日、俳優イ・ワンと結婚式を挙げた。

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