大谷翔平の仕掛け人とタッグ!プレミア12韓国代表がMLB挑戦へ

2019年12月06日 スポーツ一般 #MLB #野球

韓国代表としてプレミア12にも出場した斗山ベアーズのキム・ジェファン(31)が、メジャーリーグへの挑戦を決意した。

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キム・ジェファン本人からメジャー進出の意を伝えられた斗山は、12月5日にメジャーリーグのポスティング公示要請を韓国野球委員会(KBO)に伝えた。これにより、キム・ジェファンのメジャー進出への公式的な手続きが本格的に開始した。

ポスティング公示手続きによって、KBOはメジャーリーグ事務局にMLB全30球団にキム・ジェファンへのポスティングを要請する予定だ。これに伴い、メジャー全球団はポスティングが公示される翌日午前8時(アメリカ東部時間基準)から30日間、キム・ジェファンと自由に契約交渉を行うことができる。

韓国代表としてプレミア12に出場したキム・ジェファン

キム・ジェファンはエージェントのスポーティズンとともに、メジャー進出のための準備を少しずつ進めてきた。斗山側も選手の挑戦を積極的にサポートする意思を明かし、彼のメジャー挑戦を許諾した。

キム・ジェファンは、「どの球団が自分に関心を持ち、どれほど評価をしているかはまだわからないが、野球選手ならば一度は夢見るメジャーの舞台に挑戦できる機会が来たこと自体に感謝申し上げたい。許可してくれた斗山球団にも、感謝の気持ちを伝えたい」と心境を述べた。

今回、キム・ジェファンのメジャー挑戦は、キム・ジェファンのエージェントであるスポーティズンと、アメリカでの交渉を担当するエージェントのCAAスポーツがパートナーシップを交わしたことによって進行される。

CAAスポーツはメジャー全球団と30日間の交渉を進めることになる。CAAスポーツは、2017年に大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)のメジャー進出を成功的に進めた実績もある。

CAAスポーツは、韓国プロ野球トップクラスのバッターであり斗山の4番打者として活躍していたキム・ジェファンに、以前から高い関心を持っていた。力強くシンプルなスイングを持つキム・ジェファンはメジャーでも十分に通用すると信頼し、メジャー挑戦をともにすると決めたのだ。

斗山ベアーズでのキム・ジェファン

現在、CAAスポーツの専門家はキム・ジェファンのデータや分析資料をもとに、メジャー各球団へ送るキム・ジェファンの資料の準備を終え、ポスティングに向け万全の準備を完了した。

CAAスポーツは昨年のMLBウィンターミーティング以降からスポーティズンとこまめに連絡を取り合い、キム・ジェファンとの契約を進めてきた。アメリカ現地では、スポーティズンと数回にわたって行ったミーティングを通じて、スポーティズンとの共同代理パートナーシップ及びキム・ジェファンとの選手代理人契約を締結した。

両エージェントは、今後進行されるすべてのポスティング過程を相互協力し、キム・ジェファンのメジャー進出を全面的にサポートする予定だ。

CAAスポーツが韓国のスポーツ選手のエージェント業務を行うのは、あらゆる競技を通じても今回のキム・ジェファンが初めてとなる。

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