「日本との格差縮める」韓国、杭州アジア大会のメダル目標を“現実的”な総合3位に設定したワケ

2023年08月25日 スポーツ一般

現実的な目標は“3位”だ。

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韓国では8月24日、鎮川(チンチョン)選手村で「杭州アジア大会D-30メディアデー」が開催された。

メディアデーには大韓体育会のイ・ギフン会長、今大会で韓国代表選手団の団長を務める韓国ラグビー協会のチェ・ユン会長のほか、チャン・ジェグン選手村長、アーチェリーのキム・ウジン、卓球のシン・ユビン、キム・ウミンら各種目の選手も参加した。

杭州アジア大会に出場する韓国代表選手団は計39種目、1140人規模だ。

この日は大韓体育会による杭州アジア大会の目標も公開された。もっとも、「2位奪還」ではなく現実的な「3位」を目標に据えた。

1988年バンコク大会から5大会連続で総合2位に上がった韓国は、前回の2018年ジャカルタ大会で総合3位を記録した。2位は日本(金75枚、銀メダル56枚、銅メダル74枚)だった。韓国は同大会で金49枚、銀58枚、銀70枚を獲得した。

メダル数の詳細についても発表され、金メダルは前回大会に近い45~50枚程度と設定された。何よりもまず、日本との金メダル格差を縮める計画だ。得意種目が格闘技種目から基礎種目へ体質変化する可能性が見られる過度期的な時期を設けるという意味だ。

イ・ギフン会長

イ・ギフン会長は「大会1年延期という難しい状況でも、選手たちが動揺せず競技だけに集中できるよう支援を惜しまなかった。水泳や陸上などの基礎種目で成果を見せている」とし、「我々が(5年間で)多くの努力をしたが、世代交代の過程にある。競技力が1~2日で上がることはできない。一つの要因は、新型コロナウイルス感染症の影響で大会が円滑に開かれなかった。練習頻度がどうしても減ってしまった。(総合2位の競争相手が)日本だ。格差を大きく縮めているということは申し上げる。少なくとも金メダル10個以上は回復するだろう。水泳や囲碁、ブレイキン(ブレイクダンス)など不慣れな種目で善戦することを期待している」と見通した。

大韓体育会は水泳、アーチェリー(以上6枚)、フェンシング、テコンドー、近代五種(以上4枚)、ソフトテニス、囲碁(以上3枚)、バドミントン、ゴルフ、射撃、スポーツクライミング、柔道、ローラー、eスポーツ(以上2枚)を、金メダル獲得が見込まれる得意種目に挙げた。

なお、今大会には北朝鮮が5年ぶりに国際総合大会に出場する。

2018年ジャカルタ・アジア大会に参加した北朝鮮だが、2021年夏の東京五輪には参加しなかった。

イ・ギフン会長は「確実に申し上げることはできないが、中国で自然に北朝鮮と会うことになるだろう」とし、「直近のアジア大会でなくても、冬季ユース五輪が来年に江陵で開かれる。このような大会でも北朝鮮とともにできると期待している」と伝えた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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