モウリーニョ監督体制も問題なし、ソン・フンミン「任されたところで努力する」

トッテナムが11月27日、英ロンドンで行われた2019-2020チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5戦、オリンピアコス(ギリシャ)とのホームゲームを4-2で制した。

ソン・フンミンは2-2の同点で迎えた後半28分、ペナルティエリア内で浮き球を頭でそらし、フリーになっていたセルジュ・オーリエの強烈な右足ボレー弾をアシストした。彼の今季6回目のアシストだ。

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チャンピオンズリーグではアシストがなかった(5ゴール)ソン・フンミンはこの日、最初のアシスト(プレミアリーグは4ゴール5アシスト)で、チームの逆転勝利の足場を作った。またトッテナムはこの日の勝利で、CL決勝トーナメント進出を確定した。

ソン・フンミンは逆転勝利を収めた後のインタビューで、「選手たちはできるとだけ考えていた。前半は良くない姿を見せて0-2とリードを許したが、最後まであきらめずに逆転を考えた。肯定的な効果だと思う。監督と選手の両方が犠牲になったからこそ、得ることができた結果だ」と感想を伝えた。

トッテナムはジョゼ・モウリーニョ監督就任後、2回目となる試合を終えた。チーム内にも変化が訪れている。

オリンピアコス戦を終えてインタビューに応じるソン・フンミン

しかしソン・フンミンは「チームがどのような計画を持っていたとしても、僕は努力しようと思っている。まだトレーニングして何日も経っていない。僕は任されたところで努力しようとしている」と述べた。

特にモウリーニョ監督になって以降、ソン・フンミンのスプリント回数が多くなったという評価がある。

それについては、「僕はたくさん走る選手ではなく、スプリントを多くする選手だと思う。試合にでることがとても好きだ。苦しくても、自分で管理しなければならない。最高のコンディションを見せることが僕の任務だ。今日は満足できる姿を見せられなかったが、そんな試合を通じて学ぶことが多いようだ」と明らかにした。

16強進出を決めたトッテナムは、来る12月12日にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とCLグループリーグ最終戦を行う。10月2日に行われたバイエルン戦では2-7と大敗したが、ソン・フンミンは大きく考えていなかった。むしろ不振が続くプレミアリーグでの成績を重視した。

彼は「2週間後バイエルン・ミュンヘンと試合がある。僕たちは16強に進出したので、その試合に集中するよりは、プレミアリーグの試合で勝ち点を獲得しなければならない状況だ。だからリーグに神経を使わなければならないようだ」と語った。

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