大谷への「故意死球」発言で物議醸した韓国投手、完全復活か…1カ月ぶりの1軍登板で1回無失点の熱投

2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)以降、長期にわたって離脱していたコ・ウソク(24、LGツインズ)が、ついに復帰した。

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6月4日、ビジターでのNCダイノス戦で1カ月ぶりに1軍復帰したコ・ウソクは、3人の打者をパーフェクトに抑え、完全復活を予感させた。

LGは4日のNC戦前、コ・ウソクを含む3人の投手を一軍登録していた。LGのヨム・ギョンヨプ監督は試合前、「(コ・ウソクは)スコアに関係なく、9回に無条件で出場する」と話した。

コ・ウソクの長引く負傷のきっかけは、今年3月に行われたWBC直前の強化試合だった。

(写真提供=OSEN)6月4日に登板したコ・ウソク

当時、3月6日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとの強化試合で7回途中から登板したコ・ウソクは、8回途中に肩の違和感を訴え、わずか12球で降板。試合後、大阪市内の病院で実施した検査では「単純な筋肉痛」と診断されていたが、大会後、韓国で行ったMRI検査では、右肩の回旋筋腱板の筋肉痛の一つである棘上筋に炎症があると診断を受けた。

以降、シーズン開幕前からリハビリ軍での回復と2軍での調整を経て、4月18日のNCダイノス戦で1軍に復帰したコ・ウソクだが、30日のKIAタイガース戦登板時にストレートの球速が150km台から140km台に下落するなど乱調。結局、同日を最後に戦列から離脱したものの、リハビリと2軍での登板を経て、再び1軍のマウンドに立つこととなった。

そして迎えた4日の試合、コ・ウソクは1-3でリードされていた9回表に登板。150kmのストレートを武器に、3人の打者を相手に1回を無失点で終えたものの、チームは1-3の敗北を喫している。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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