チョ・ヒョヌが韓国FAカップにかける思い「今後のことはわからない。ただ…」

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GKチョ・ヒョヌ(大邱FC)は、2018年における韓国サッカー最高のヒット商品だ。以前からKリーグではそのセーブ力が認められていたが、一般的な知名度は低かった。しかし今夏のロシアW杯とジャカルタ・アジア大会を通じて、韓国代表の正GKに生まれ変わった。ワールドカップのドイツ戦では勝利の立役者となり、アジア大会でも金メダルに貢献して“ヒョヌ旋風”を巻き起こした。

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最高の1年を過ごしたチョ・ヒョヌにとって、今年最後のミッションは韓国FAカップの優勝だ。チョ・ヒョヌは10月31日に行われた韓国FAカップ準決勝、全南ドラゴンズ戦で、3度も決定的な場面を抑えて、チームを2-1の辛勝に導いた。前半のユン・ドンミンのヘディングと、後半アディショナルタイムのジェームス・ドナチーのシュートは、「チョ・ヒョヌだったから防ぐことができた」と持ち切りだった。それほど彼特有の反射神経でゴールを守った。

今やスター選手の一員となったチョ・ヒョヌだが、これまで通り練習から全力で臨んでいる。「普段の練習場から120%の力を発揮しており、その結果がプレーにも出ているようだ」と話した。

決勝の相手となる蔚山現代は客観的な戦力で大邱FCを上回るが、チョ・ヒョヌの存在によって試合結果は予測できなくなっている。安定したセーブ力は、緊張感の高い決勝戦でこそ威力を発揮する。チョ・ヒョヌは「チームの雰囲気がかなり良い。リーグ戦でなぜ僕たちが下位だったのか理解できないほどだ。リーグの日程で疲労はあるが、FAカップでは必ず優勝したい」と語った。

(写真提供=韓国サッカー協会)韓国FAカップ準決勝に出場したチョ・ヒョヌ

2013年に大邱FCでプロデビューしたチョ・ヒョヌは、6度目のシーズンも同クラブで過ごした。クラブ初となる韓国FAカップ決勝進出という快挙に対して、誰よりも感慨は深い。優勝カップを手にすれば、ACLの舞台に立つことができる。

チョ・ヒョヌは「大邱でプレーしながら初めて決勝の舞台まで来たが、アジア大会があったので(韓国FAカップ準々決勝に)出場できなかった。そのときはチェ・ヨンウンが頑張ってくれて、あまりにありがたい気持ちだ」と話す。

韓国代表に招集される忙しい時を送ったが、所属チームでは終盤でチャンスが来た。韓国FAカップ決勝戦に対する意気込みはものすごい。チョ・ヒョヌは海外リーグのチームからラブコールも受けている。来年は大邱FCではなく、他のチームでプレーする可能性もある。日頃から、韓国のGKがヨーロッパで通用することを証明したいと語っていたチョ・ヒョヌだ。なんとしても今回、大邱FCに優勝をプレゼントしたいと考えていることだろう。

チョ・ヒョヌは「今後のことはわからない。ただ今は大邱FCの選手として、新しい歴史を作りたい」と語った。

(構成=呉 承鎬)

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