ソフトバンクの快挙を韓国メディアも絶賛!!「世界で最も“道場破り”に成功した」

韓国、アメリカ、日本のチャンピオン球団の中で最も多い「道場破り」に成功した球団はどこだろうか。

日本プロ野球のソフトバンク・ホークスが3年連続日本シリーズ(7戦4先勝制)の優勝に成功し、大記録を打ち立てた。ソフトバンクはセ・リーグ覇者の読売ジャイアンツを4-3で制し、シリーズ成績4戦全勝パーフェクトスコアで3年連続優勝に輝いた。

これで球団通算10回目の優勝も達成。3年連続優勝は西武ライオンズ(1990~1992年)以来、27年ぶりに出た記録だ。

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この快挙に韓国メディアも賛辞を送っている。本紙『スポーツソウル』の野球担当ユン・ソユン記者は「予想されていた優勝でもあった」とし、ソフトバンクが成し遂げた快挙を次のように紹介した。

「日本シリーズに楽天が合流した後、現存する全球団を相手にすべて勝利を収めたのはソフトバンクが唯一だ。ソフトバンクは2011年には中日、2014年には阪神、2015年にはヤクルト、2017年にはDeNA、2018年は広島、そして今年は巨人を撃破してセ・リーグ全球団との日本シリーズを制した。

日本シリーズに楽天が合流する以前は、巨人がパ・リーグ全球団撃破優勝記録を保有していた。しかし巨人は2013年日本シリーズで楽天に敗れ、その記録更新に失敗した。当時、楽天は球団創設以来、9年ぶりに初優勝という喜びを味わった。楽天を相手にパ・リーグ全球団優勝を狙っていた巨人は、むしろ楽天の初優勝の財物になった」

韓国シリーズとアメリカのワールドシリーズでは、まだ全球団を相手に優勝したチームはない。

KIAタイガース

ワールドシリーズの場合、ナショナル・リーグ優勝チームとアメリカン・リーグ優勝チームが激突するが、2018年基準で最も多い優勝を収めた球団は、計39回ワールドシリーズに進出して27回優勝を収めたニューヨーク・ヤンキースだ。

ヤンキースはMVP制度が導入された1955年以降だけでブルックリン、ミルウォーキー、シンシナティ、LAドジャース、アトランタなど計9球団と共に優勝争いを繰り広げた。

韓国シリーズ最多優勝チームはKIAタイガース。最多進出チーム(計18回)はサムスン・ライオンズだ。

1982年、ヘテ・タイガースという名前で出発して現在はKIAタイガースとなったチームは、現在まで計11回の優勝を手に入れた。ヘテ・タイガース時代を含めて韓国シリーズ戦績は11戦11勝で100%の勝率を誇っており、最も多くの球団を相手に優勝を収めたチームだ。

1983年にはMBC、1986~1987年と2009年にはサムスン、1988~1989年と1991~1992年にはピングレ(現ハンファ・イーグルス)、1996年にはヒョンデ、1997~1998年にはLG、2017年には斗山(トゥサン)を相手に韓国シリーズを制し、計6球団を財物にした。

韓国シリーズ最多進出チームであるサムスンはLG、斗山、ハンファ、SK、ネクセン(現キウム)まで5球団を相手にした。

今季の日本シリーズではソフトバンクが優勝の喜びを味わった。ワールドシリーズではワシントンとヒューストンが、韓国シリーズはキウムと斗山が優勝をめぐって熾烈な闘いを繰り広げている。

米韓でチャンピオンに輝くのはどの球団になるか。関心が集まっている。

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