韓国サッカー協会が“南北戦”で北朝鮮から不当な扱いを受けたと、AFCに懲戒を要求

2019年10月18日 サッカー

平壌(ピョンヤン)遠征を通じて、北朝鮮から不当な扱いを受けた韓国サッカー協会が、アジアサッカー連盟(AFC)に懲戒を要求する公文書を発送した。

【写真】“謎に包まれた南北戦”を写真で大公開

韓国サッカー協会の関係者は10月18日、「平壌遠征と関連して17日にAFCに公文書を伝達した」と述べた。

サッカー韓国代表は10月15日、平壌の金日成競技場で開かれたカタールW杯アジア2次予選・第3戦で、北朝鮮と対戦した(0-0の引き分け)。韓国代表は中国・北京を経由して14日に平壌に到着して北朝鮮に留まり、17日未明に北京を経由して韓国に帰国した。

今回の平壌遠征は、準備過程から問題が多かった。北朝鮮は韓国の取材陣と応援団の訪朝を拒否し、TV中継さえもしなかった。

これについて韓国サッカー協会はAFCに、「FIFAワールドカップ2次予選で北朝鮮サッカー協会の協力が円滑に得られず、協会は数回、代表チームとともにメディアと応援団の入国協力を要請したが、関連する事項に対する協力がなかったことに遺憾を表明した」と伝えた。

(写真提供=韓国サッカー協会)10月15日、平壌で行われた韓国対北朝鮮の試合

北朝鮮は今回の試合を通じて、「各国協会と大陸連盟は政治的に中立を維持し、それぞれの機能に合わせた任務を遂行しなければならない」というFIFAの倫理綱領14条(中立の義務)と、「ホームゲーム開催国は、試合のために訪問するチーム人員とメディア、応援団などに対して、いかなる差別もなくビザを取得できるように保証しなければならない」というAFC競技運営マニュアル(33.2)に従わなかった。

韓国サッカー協会は「北朝鮮サッカー協会の非協力的な態度は、通常の状況ではAFCが適切な懲戒を検討するべき事項と判断される」とし、「今回の試合について遺憾を表明し、今後の再発防止のためのAFCの努力を促した」と述べた。

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