受賞歴からもわかるように、守備面だけ見ればメジャーリーグでもトップクラスだ。
しかし、2人はただ守備だけが上手い選手なのではない。どちらもメジャーで平均以上の打撃を誇る。2022年シーズン、2人のOPS+はエドマンが108、キム・ハソンが107だった。
走塁面も長けている。特にエドマンは2年連続で30盗塁を記録し、着実に得点圏チャンスを作った。キム・ハソンも昨季は12盗塁を記録した。
韓国代表率いるイ・ガンチョル監督は、早くからキム・ハソンとエドマンの二遊間コンビを確定付けた。そして今月1日、キム・ハソンと同じ飛行機に乗り、韓国に到着した。
イ監督は「機内でハソンが“エドマンは本当に上手い”と言っていた。自分よりもずっと優れた選手だという」とし、「ハソンと打順などさまざまな話をした。ハソンもエドマンも楽しみだ」と微笑んだ。
韓国代表は本日(3日)、高尺スカイドームでSSGランダースと強化試合を行った後、4日に出国し大阪へ向かう。そして、京セラドーム大阪で6日にオリックス・バファローズ、7日に阪神タイガースと対戦する。
WBC本大会でのラインナップは阪神戦後に確定する見通しだが、キム・ハソンとエドマンはいずれも上位打線に入ることが有力だ。
イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)、キム・ハソン、エドマン、キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、パク・ビョンホ(36、KTウィズ)が1番から5番までに並ぶ可能性が高い。
左打者2人(イ・ジョンフ、キム・ヒョンス)と右打者2人(キム・ハソン、パク・ビョンホ)、さらにはスイッチヒッターのエドマンまで、左右の組み合わせも絶妙だ。