コ・ヨンピョは2月17日(日本時間)、米アリゾナ州ツーソンのキノスポーツコンプレックスで行われたNCダイノスとの練習試合で2回裏に登板し、投球数16球でアウトカウント5つを稼ぐ珍しい光景を演出した。
7イニング制で行われたこの日、韓国代表は投手1人が1イニングを担当し、各20球前後を投げるよう運営されていたが、コ・ヨンピョはいとも簡単に任務を果たして見せた。
コ・ヨンピョは先頭打者に左前安打を打たれたが、後続をゴロや三振で抑えた。特有のハイファストボールとチェンジアップを絶妙に織り交ぜ、打者を困惑させた。
この日、マウンドに上がった代表投手7人のなかで、コ・ヨンピョが最もバランスと制球が優れていた。韓国代表はNCに8-2で勝利した。
試合後、コ・ヨンピョは「今年に入って初めて打者を相手にしたが、思ったよりも良かった。幸いだ。制球も上手く行ったようで満足している」と振り返った。
また、投手を悩ますWBC公認球の適応問題については、「横に動くカーブとスライダーは滑りやすい感じがする。その部分が負担だが、それを考慮して投げたし制球が上手く行った。チェンジアップはむしろ楽に投げている。ツーシームも思ったよりムーブメントが多い」と説明した。