キャンプ開始は投手と捕手が16日で、野手組は21日からだという。しかし、エドマンは早くからキャンプ地に合流して練習を始めている。この日もすべての練習が終わった後にようやくエドマンと会うことができた。
エドマンは「本当に楽しみだ。おそらく、かなり慌ただしい春季キャンプになるだろう。ひとまずセントルイスで時間を過ごし、ソウルで韓国代表に合流する。その後、日本に移動する。少し忙しそうだ。それでも期待が大きい」と語った。
続けて、「もう打席には立っている。重要な部分だ。徐々に投手が投げるボールに慣れてくるだろう。WBCまでゴロ守備と腕の状態も問題ないと思う。準備を少し早く始めた。大会までしっかり準備できることを願っている」と付け加えた。
“ソウル”という単語が耳に入った。韓国代表は来る3月5日に日本入りした後、大阪で6日にオリックス・バファローズ、7日に阪神タイガースとの強化試合を行う。当初、エドマンはそこで初めて代表に合流すると見られていた。
ただ、エドマンが合流日を繰り上げたようだ。「まだ100%確実ではないが、暫定的にそうなるだろう。大阪に行く前に何日間だけでもソウルで代表とともにする計画を立てている」と明かす。
これが実現すれば韓国代表にとっては大きなプラスだ。
ただでさえ慌ただしいスケジュールのなかで、メジャー球団の都合でメジャーリーガーたちの代表合流が遅れている。エドマンは韓国代表がアメリカで実施中のキャンプにも参加できない。一日が惜しい。そこで、エドマン自ら早く準備をし、合流時期を繰り上げる計画を立てた。願ってもない早期合流だ。
韓国国内でエドマンに対する関心は日に日に高まっている。これを本人も知っている。「ロサンゼルスに祖母が住んでいる。韓国の新聞をたくさん読んでいらっしゃるが、WBC関連記事を読んで僕の話も教えてくださった。SNSでも韓国からのフォロワーがたくさんできた。素晴らしいことだ。韓国でファン層を構築し続けられることを願っている」と笑顔を見せた。
そんなエドマンに自分自身に関する説明をお願いした。すると、彼は次のように語った。