WBC韓国代表が徹底的な「体作り」を選手にお願いする理由…背景に“調整不足”で敗れた苦い過去

キャンプ開始2日後にすぐ実戦だ。すなわち、キャンプ合流前からコンディションをできるだけ完璧な状態に引き上げなければならない。韓国代表のユニホームを着た瞬間に、その選手がオフをどのように過ごしたのかがハッキリと明らかになるという意味だ。

【写真】侍ジャパン戦士を生観戦した韓国の長身美女

2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を戦う野球韓国代表は、来る2月16日に初実戦となるNCダイノス戦に臨む。

早くから予告されたことだった。韓国野球委員会(KBO)は昨年11月中旬、WBC韓国代表の予備エントリー50人を発表。直後、予備エントリーに含まれた投手にはWBCで使用される公認球を渡した。国際大会ごとにイシューとなる公認球への適応問題を最小化してほしいというお願いだった。

それから約6週間後の今年1月4日、最終エントリー30人が確定し、16日にはオリエンテーションを通じて初めて代表選手が一堂に会した。

この席で、韓国代表を率いるイ・ガンチョル監督は「選手たちにはそれぞれ役割を与えるので、それぞれの役割を忠実にこなしてほしいと伝えた。そして、本当に体をしっかり鍛えて試合に臨み、悔いのない試合をしてほしい」と述べた。

過去2大会は調整ミスで敗退

 

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