入団7年目にして主将の重責を引き受けたイ・ジョンフは「うちのチームは若い選手が多い。監督が(僕に)主将を任せた理由も、若い選手たちのプロへの適応を助け、厳しい状況や、そのような時に助けろという意味からだと思う。年齢や年次に関係なく、選手たち皆が気楽に近寄って話しかけ、悩みを打ち明けやすい雰囲気を作る。良い雰囲気の中で、チームが一段階上に上がれるよう私の役割を果たす」と誓っている。
昨年、韓国シリーズ準優勝だったキウムは、創設初のシリーズ優勝まであと一歩のところまで来ている。イ・ジョンフは「創設初優勝メンバーとして歴史に残ることは、想像しただけでも手に余ること」とチーム愛をあらわした。
現在アメリカで個人練習中のイ・ジョンフは、30日(日本時間)にアリゾナ・スコッツデールへと移動し、チームに合流する。
スコッツデールでは主将として2週間ほど練習したあと、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)代表チームのキャンプが行われる同州ツーソンに移動し、大会の準備に突入する予定だ。
なおイ・ジョンフは、かつて1998~2001年に中日ドラゴンズに在籍したイ・ジョンボム(李鍾範/52)を父に持つサラブレッドだ。現役時代に“風の子”の愛称で親しまれたイ・ジョンボムは、今から17年前の2006年に行われた第1回WBCにキャプテンとして出場し、ベスト4進出に大きく貢献した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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