Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は1月13日、2023年シーズンのKリーグ1(1部)正規ラウンド第1節から第33節までの日程を発表した。
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スプリット方式が採用されているKリーグ1では、第1節から第33節までを全12チーム3回総当たりで行い、第34~第38節を上位(1~6位)と下位(7~12位)の2グループに分けての1回総当たりで行う。
2023年シーズンのKリーグ1開幕戦は、2月25日14時に蔚山文殊サッカー競技場で行われる蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)対全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースだ。
昨季Kリーグ1王者の蔚山現代とFAカップ王者の全北現代による“現代家(ヒョンデガ)ダービー”が開幕戦から実現し、今季Kリーグ1の熱いスタートを知らせる。
蔚山現代は2021年シーズンKリーグ1得点王のFWチュ・ミンギュ(32)のほか、浦和レッズから新加入のMF江坂任(30)、さらにはMFダリヤン・ボヤニッチ(28)、FWグスタヴォ・ルドヴィグソン(29)のスウェーデンデュオなど大型補強を敢行し、リーグ2連覇に挑戦する。
これに対し、2017~2021年シーズンで続いた連覇の記録が「5」で途絶えた全北現代は、昨季に蔚山現代でプレーし、横浜F・マリノスからレンタル加入したMF天野純をはじめ、ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンからFWイ・ドンジュン(25)を獲得。
また、浦和レッズ時代にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験したブラジル人FWラファエル・シルバ(30)も獲得するなど、攻撃陣に厚みを加えた。
蔚山現代対全北現代が行われる同日には、16時30分からソウルワールドカップ競技場でFCソウル対仁川(インチョン)ユナイテッドの“京仁(キョンイン)ダービー”が行われるほか、水原ワールドカップ競技場で水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスが昇格組の光州(クァンジュ)FCを迎え撃つ。
翌26日には、14時から浦項スティールヤードで浦項(ポハン)スティーラーズがMF鈴木圭太(25)の所属する大邱(テグ)FCと対戦し、済州ワールドカップ競技場では済州(チェジュ)ユナイテッド対水原FCが行われる。
そして16時30分からは、8年ぶりに1部昇格を成し遂げた大田(テジョン)ハナシチズンがホームの大田ワールドカップ競技場で江原(カンウォン)と対戦する。大田にはMF石田雅俊(27)のほか、元ガンバ大阪のMFチュ・セジョン(32)、DFオ・ジェソク(33)らが在籍している。
昨季Kリーグ2で優勝し、1年で1部復帰を果たした光州FCのホーム開幕戦は、3月5日16時30分から光州サッカー専用球場で行われる第2節のFCソウル戦だ。
ライバル同士のダービーマッチにも注目だ。FCソウルと水原三星による2023年シーズン最初の”スーパーマッチ”は4月22日14時にソウルワールドカップ競技場で行われる第8節で、蔚山現代と浦項による”東海岸ダービー”も同日16時30分に蔚山文殊サッカー競技場で行われる。
2023年シーズンKリーグ1第1節日程は以下の通り。
◇
―2月25日(土)
・14:00 蔚山現代対全北現代モータース(蔚山文殊サッカー競技場)
・16:30 FCソウル対仁川ユナイテッド(ソウルワールドカップ競技場)
・16:30 水原三星ブルーウィングス対光州FC(水原ワールドカップ競技場)
―2月26日(日)
・14:00 浦項スティーラーズ対大邱FC(浦項スティールヤード)
・14:00 済州ユナイテッド対水原FC(済州ワールドカップ競技場)
・16:30 大田ハナシチズン対江原FC(大田ワールドカップ競技場)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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