セレッソ大阪の韓国人GK獲得は確実か…FCソウル、“2部セーブ王”の即戦力GK補強を発表

大学時代にK3リーグ(セミプロ、3部相当)の霊光(ヨングァン)FC(現K6リーグ=6部相当)でプレー経験のあるチェ・チョルウォンは、2016年に富川に入団。

2020~2021年夏まで兵役のため軍隊チームの金泉尚武(キムチョン・サンム)に在籍し、除隊して富川に復帰以降はチームの正守護神として活躍した。特に2022シーズンは各節のベストイレブンに計7度選出され、韓国プロサッカー連盟が発表した2022シーズンの「GKセーブ指数」でKリーグ2全体1位を記録した。Kリーグ2通算124試合出場153失点。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)チェ・チョルウォン

FCソウルは現在、これまでチームの正守護神を務めてきたヤン・ハンビンのセレッソ大阪移籍が濃厚と伝えられている。そのため、2部で実績十分のチェ・チョルウォンを補強し、ヤン・ハンビンの穴埋めをしたものとみられる。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ヤン・ハンビン

チェ・チョルウォンはFCソウル加入に際し、「FCソウルのようなビッグクラブでプレーすることを夢見てきたが、実現することになって嬉しい。これまでのキャリアはずっとKリーグ2でプレーしてきたが、良い選手として認められるには1部で活躍しなければならないと思っていたので、移籍を決心した。FCソウルというビッグクラブに相応しい姿をお見せできるように一生懸命努力する。ファンの皆様には多くの応援をお願いしたい」と伝えた。

契約の手続きを終えたチェ・チョルウォンは、来年1月に行われる冬季キャンプからFCソウルに合流する予定だ。

なお、FCソウルには元ヴィッセル神戸、湘南ベルマーレ、横浜FCの日本人MF小川慶治朗(30)のほか、元FC東京の韓国代表MFナ・サンホ(26)や元セレッソ大阪のスペイン人MFオスマル(34)、さらには元韓国代表のMFキ・ソンヨン(33)やFWチ・ドンウォン(31)が在籍している。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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