キム・スジが2022シーズンの韓国女子ツアー(KLPGA)の大賞(年間MVPに相当)を受賞した。
11月21日、韓国女子プロゴルフ協会はソウル江南(カンナム)三成洞(サムソンドン)のグランドインターコンチネンタルソウルパルナスで「2022 KLPGA大賞」授賞式を開催した。
1999年に初開催した本授賞式は、KLPGAを華やかに彩った選手と関係者が全員出席し、1年を締めくくるイベントだ。
直近2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で最小人数のみが参加する小規模イベントとして開かれてきたが、今年はスポンサー及び後援企業、報道機関など、KLPGAに惜しみない愛情を送ってくれた関係者も皆出席し、授賞式を華やかに飾った。
授賞式の初めには、1年間物心両面でKLPGAを支援してくれた関係者に感謝の気持ちを伝える感謝牌と、KLPGAの発展に貢献した功労を称える功労賞、ツアー功労賞が表彰された。
また選手表彰では、ゴルフ担当記者から授与される「MIP(Most Improve Player Award)」の主人公にチョン・ユンジ(21)が選出。ゴルフファンのオンライン投票で選ばれた「人気賞」の栄光は、2年連続でイム・ヒジョン(22)に贈られた。
「KLPGAとSBSがともにするメディヒール・ドリームウィズバーディー」プログラムを通じて用意された慈善募金を伝達する時間も用意された。
KLPGA慈善基金及び選手寄付金5343万2000ウォン(日本円=約534万3200円)にSBSメディヒールバーディー積立金1億2650万ウォン(約1265万円)を加えた計1億7993万2000ウォン(約1799万3200円)をワールドビジョンに寄付した。この寄付金は、保護終了児童の後援に使用される予定だ。
続けて、3年連続でチャンピオンズツアー賞金女王に輝いたキム・ソンミ(49)と、ドリームツアー(2部)賞金女王のキム・ソユン2(20)が感想を伝え、感激の瞬間を享受した。プロ初勝利を収めたソン・ユジン(22)、ユ・ヒョジュ(25)、ユン・イナ(19)、イ・ガヨン(23)、チョン・ユンジ、ハン・ジンソン(24)、ホン・ジョンミン(20)、ホン・ジウォン(22)、ファン・ジョンミ(23)の9人が「KLPGAウィナースクラブ」に加入した。
KLPGAの正規ツアー(1部)で10年連続プレーした精鋭の選手のみが加入できる「K-10クラブ」には、キム・ジヒョン(31)とチャン・スヨン(28)が名を連ね、正規ツアーで1勝1以上を収めた選手には特別賞が授与された。
主要タイトル部門の授賞も続いた。パク・ミンジ(24)が2年連続6勝で最多勝に輝き、キム・スジ(26)が平均ストローク賞を受賞。障害でたった一度しか受賞のチャンスがない新人賞の栄光はイ・イェウォン(19)に贈られた。賞金女王は昨年に続きパク・ミンジが受賞し、待望の大賞の席にキム・スジが上がり、授賞式すべての表彰が終了した。
前へ
次へ