9月18日に「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」、関東学院大学と立正大学による2部第12節延期試合が行われた。
「ああいうゴールは、たまたまじゃないと思う」と振り返ったのは、関東学院大学の奈良安剛監督。
1-1で迎えた後半40分。コーナーキックの折り返しを、藤本裕也が2度頭で押し込み得点。このゴールが決勝点となり、関東学院大学が2-1で勝利を収めた。
「センターバックの選手が、守備のところでも、浮き球が多かったので、アラートな状態だった。ゴール前ですごく大事な一つは執着心。そこが出て良かった」と説明した。
21日には、日本大学と関東学院大学による、2部第13節延期試合が行われた。
前半に5ゴールが生まれる大荒れのゲームを制したのは、日本大学だった。試合は長澤シバタファリのミドルシュートで関東学院大学が先制。近藤友喜の得点で同点にした日本大学は、橋田尚希の左足のミドルシュートで逆転するも、長澤の“シュータリング”で関東学院大学に追いつかれる。
決勝点を生んだのも橋田の左足だった。橋田の右コーナーキックが相手のオウンゴールを誘い、3-2で日本大学が勝利を収めた。
日本大学の川津博一監督は橋田の左足のキックについて、「もともと持っている」とし、ミドルシュートでの得点については、「良くあそこで振った。キーパーも意表を突かれたと思う」と評価した。
(文=玉 昌浩)
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