“仮想日本代表”の韓国と対戦。森保ジャパンとW杯同組コスタリカ指揮官「日本と韓国は…」

「W杯まで残りわずかだ。本大会が重要だが、(今回の韓国戦は)日本戦に備えた試合でもある。韓国には欧州で活躍する優れた選手がいる。良い経験になるだろう」

「だからといって、日本と韓国は同じチームではない。我々のパフォーマンスを見せなければならない。コスタリカの戦術とメンバー構成を考えながら試合に臨みたい」

(写真提供=Laci Perenyi/アフロ)ニュージーランドとの大陸間POを制しW杯出場を決めたコスタリカ

コスタリカ代表は今回、正守護神のGKケイロル・ナバス(35、パリ・サンジェルマン)が招集メンバーから外れたほか、エースのMFイェルツィン・テヘダ(30)も負傷で除外された。その代わり、スエレス監督は新戦力を多数招集した。

スエレス監督は「ナバスはすでに能力が認められた選手だ。改めて実力を証明する必要はない」とし、「新戦力が合流したことはポジティブな部分だ。彼らのエネルギーはチームにプラスの影響を及ぼすだろう。良い活躍を見せてくれると思う。コスタリカはベテランが多いチームだが、若手も加わることで新たなシナジー効果を発揮できると思う」と期待を寄せた。

最精鋭のメンバーではないとはいえ、今回の強化試合は決して意味のないものではない。「意味がないわけがない。自分たちの戦力を評価することもそうだが、違う国、都市に移動して試合を行うことにも意味がある」とスエレス監督は強調する。

ただ、韓国代表やFWソン・フンミン(30、トッテナム)に対する評価については言葉を慎んだ。

スエレス監督は「エクアドルやホンジュラスを率いていたときも、韓国についてはチェックしていたし、良いチームだと思っていた。ソン・フンミンが素晴らしい選手であることは確かだが、個々人に対する評価をするより、チームとしてどのように組織されているかを確認し、それをどう相手するかが重要だ」と伝えた。

(画像=韓国サッカー協会SNS)記者会見でのスエレス監督

なお、韓国代表対コスタリカ代表の試合は20時キックオフ予定。

その後、韓国代表は27日にソウルワールドカップ競技場でカメルーン代表、コスタリカ代表は水原(スウォン)ワールドカップ競技場でウズベキスタン代表と対戦する予定だ。

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