「ボイコット・ジャパン」は韓国スポーツ界にも影響か。バレー、バスケ、サッカーも影響下に

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10月に開幕するプロバレーボールのVリーグ、プロバスケットボールのKBLなどの各チームにとって、今が一年のシーズンを左右する重要な時期だ。夏から体を鍛え、チームの戦術を固めて新シーズンを準備しなければならないからだ。

ところが最近、日韓関係が急激に冷え込み、日本でのキャンプや遠征を計画していたチームが直撃を受けている。反日感情が強まり、日本旅行を自制する国内ムードの中で、予定していた日程を強行するのは容易ではないというのだ。

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Vリーグの韓国電力、サムスン火災、韓国道路公社、IBK企業銀行をはじめとする複数のチームは当初、8~9月、もしくは10月初めに日本で新しいシーズンを準備する予定だった。

東京や大阪、京都、静岡などは良いトレーニング施設を備えており、練習試合の相手も多いというのがメリットだという。日本のVリーグも韓国のVリーグとレベルが近く、練習パートナーとして適切な相手も多く、何よりも渡航のための航空料が相対的に安いので、日本は各チームが好むトレーニング地なのだ。

しかし反日感情が広がり、多くのチームが練習日程を再検討している。新シーズンに向けた準備も重要だが、人気が命のプロスポーツが国民感情に逆行できないという考えのせいらしい。

特にVリーグには公共企業も多く、韓国国内の雰囲気に敏感にならざるを得ない。日本チームが韓国に来て交流戦を行う場合は問題になる余地は少ないが、お金を使って日本に渡って練習するのは、チームはもとより親企業のイメージにも悪影響を及ぼす余地がある。

このため、韓国電力は予定していた日本での練習を取り消した。他のチームも見直す状況で取り消す可能性がある。ある関係者は「大多数のチームが見直しをしているため、お互い慎重にならざるをえない雰囲気だ。簡単に決定しにくい事案」と耳打ちした。

KBLのチーム事情も変わらない。仁川(インチョン)電子ランド、ソウル・サムスン、蔚山(ウルサン)ヒョンデ・モービス、原州(ウォンジュ)DB、安養(アニャン)KGC、昌原(チャンウォン)LGなど、なんと6チームが日本でのトレーニングを計画・検討していたという。

しかし、今の時期に練習をキャンセルすれば、事実上海外でのトレーニングは不可能になり、韓国国内でのみ練習を実施しなければならない。

この場合、練習試合相手を探しにくいのが最大の問題だ。そのため、各チームでは簡単に練習日程を取り消せずにいる。ヒュンダイ・モービスの場合、姉妹提携を結んだ日本のチームとの関係で練習を強行することにしたが、その他のチームは日程を確定できず、国内の状況を見守っている。一種の"神経戦"をしているわけだ。

Kリーグ・クラブの日本キャンプの様子

プロサッカーのKリーグの場合、プロ野球のように1~2月に日本でキャンプを行うことが多い。最初から日本でキャンプをスタートさせるチームもあれば、韓国や他国で1次キャンプを行った後、日本で2次キャンプを設けるケースもある。

まだ6カ月ほど先のことなのでVリーグやKBLのチームと比べて余裕があるほうだが、Kリーグのチームも国内状況を見過ごすことはできない。

一般的に9~10月になると、次シーズンのキャンプ日程を計画する。日本キャンプを好むチームの大部分が、練習日程を決める時期までに国内状況の推移を見守るという立場だ。

しかし、多くのチーム関係者は「今の雰囲気が2~3カ月続けば、日本でのトレーニングは難しい」と口を揃えた。

ある関係者は「まだ時間が残っているが、敏感に見守っている。反日感情が今より激しくなれば、練習地を容易に選ぶことができなくなるだろう。サッカーの場合、日本以外にも他の選択肢がかなりあるほうだ。東南アジアに行くこともでき、もう少しお金を使って欧州に行くこともできる」と語った。

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